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商社マンの雑多なブログ

アメリカに赴任中の20代独身総合商社マンです。現地での仕事や生活、就職活動等について自由に書いていきたいと思います。

【語学力がある≠優秀!?】英語で仕事する中で思うこと

こんにちは、コジオです。

早いものでもう六月ですね。筆者がアメリカに赴任してから約二か月が経過しました。私は今米国人が9割近くを占めている職場で働いており、当然ながら英語を公用語としながら働いています。本日は二か月という短い期間ですが英語を使って仕事をする中で感じたことを述べたいと思います。

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赴任前の不安

まず初めに筆者の赴任前の英語力に関して言うと、、、

・元々は生まれて20年間海外出たことなし

英語圏での生活は大学休学(4年生)時のインド3ヶ月のみ

TOEICは900点ちょい(学生時代に取得)

というものです。読み書きには大きな支障はないけど、発音、リスニングは帰国子女クラスの人と比べると全然弱いな~という感じです。特にアメリカ人のネイティブの発音は独特で喋るスピードも速いという話を聴いていたので、赴任前は正直結構不安でした。(僕はインドなまりの英語を話してきたのでアメリカ人に通じるかという問題もあり。。笑)

英語がわかる=仕事が理解できるではない

ただ、実際に現地の会社で働いてみた感想は「英語力が障壁で仕事が進めづらくなることは思ったよりも少ないな」というものです。

これは私が超天才でわずか二ヶ月で米国仕込みのリスニング、発音をパーフェクトマスターしたからという訳では決してありません。仕事を進めるという意味では語学力以上に業務内容、背景を理解することの方が重要だからです。

例えば現地スタッフから英語で新たな業務内容の説明を受ける時、いかに早く仕事を理解するかは語学力×考察力(結論を導く推察、論理構成力)の大きさで決まるとして、これはどちらも大切なんですが強いて言うと4:6ないしは3:7くらいの割合で後者の方が大事かなと思うんです。理由について、下記場合分けして詳しく説明します。

①語学力はあるけれど考察力に乏しい場合

説明の単語一つひとつはクリアに聞き取れるが、その仕事が最終的にどういう意味を成すのか理解するまでに時間がかかる。言うなればパズルの材料はそろっているが、どう組み立てていいか分からない状態になりかねない。また、他の仕事への応用も聞かない。

②語学力はやや乏しいが考察力に優れている場合

この場合、最終成果物がどうあるべきか、道筋をイメージできるので、多少説明の中に分からない単語があっても、意味を推察できる。意味さえ推察すれば、自分がわかる範囲の単語を使って(わからなければ辞書で調べて)、「つまりこういう意味ですか?」と質問して確認できる。

要は、

・結論を分かった上で説明を受けた方が理解は早く

・そのためには最低限の語学力とそれ以上に結論を導く考察力が重要

という訳です。もちろん②のケースでもベースの英語力がポンコツすぎて、何一つ聞き取れない状態だとさすがに厳しいものがあります笑ので、海外で働くことに興味がある方はやはり最低限の英語力を身に着けておいた方がいいです。

 

僕がTOEIC含めて英語の勉強をしたのは、海外と関わる仕事がしたいという願望があり、また就職留年のビハインドを打ち消すアピールポイントを作るためという理由が大きかったですが、それでも勉強してきてよかったな、というのが正直な感想です。 逆に言うと考察力、知識についてはまだまだ学ぶところが多いので引き続き頑張らなければいけません。

一方私生活では・・・

これまで仕事上では思ったより英語における困難が少ないと説明してきましたが、私生活は全く別で苦労しまくりです。例えば米国人同士の雑談は喋るスピードも速いし、独特の言い回し、ネタを交えてくるので正直全くついていけてません。。。

 

これはやはりリスニングの壁もありますし、人気ドラマや映画を見て文化的なところもチェックしていく必要があるなというところです(おススメのアメリカ映画、ドラマありましたら是非メッセージにて教えてください!!)。最近はTEDという巷ではやっているプレゼンテーション動画で、リスニング、スピーキングを鍛えています。字幕付きも出来るのでシャドウィングに有効です。


To raise brave girls, encourage adventure | Caroline Paul

まずは米国人同士の雑談にスムーズに入り込むことを当面の課題にしていきたいと思います!

ではでは本日はこの辺で。

コジオ