恵比寿に一人暮らしして気づいた12のこと【東京男子図鑑】
こんにちは、コジオです。
今日は私がアメリカ赴任前に約1年一人暮らしをしていた街、恵比寿について生活してみた感想や気づきについて書きたいと思います。
アメリカ全然関係ないだろというツッコミは一切受け付けておりません。
恵比寿と言えば過去に住みたい街ランキング1位に輝いたことは有名ですが、飲み屋やおしゃれなレストランも多く、皆さんも合コンやデートで使われることが多いのではないでしょうか。
平日、週末に限らず常に若い男女で溢れており、東京屈指のリア充度を誇る街と言えると思います。
今回はそんなリア充な恵比寿の雰囲気に必死にキャッチアップしていった過程で気づいた恵比寿の魅力、印象について述べていきます。
恵比寿を舞台に華のモテライフを満喫したい!とたくらんでいる方には役に立つこと間違いないので、是非ご覧下さい。
- 恵比寿の王道は三丁目エリア
- ①飲食店のジャンルの幅は凄まじい
- ②"恵比寿在住"は合コンでのウケが抜群
- ③ガーデンプレイスは最高だ
- ④様々な世代、ジャンルの女性がいて、総じて美しい
- ⑤東西南北、交通の便は最強だ
- ⑥ユニークな個人店が多く、散歩していて楽しい
- ⑦最高な雰囲気のオシャレなBarがいくつもある
- ⑧経営者、広告系の人が多い
- ⑨西口駅前はいつでもナンパが繰り広げられている
- ⑩坂を上れば上るほどヒエラルキーも上がる
- ⑪エンジョイするには年収7~8百万以上がベター
- ⑫居心地がよく、離れるのが惜しくなる
- 恵比寿での一人暮らしを振り返って
恵比寿の王道は三丁目エリア
まず、前提情報として私が住んでいたエリアについて説明しておきます。
というのも、恵比寿は西口(繁華街)と東口(ガーデンプレイス)で雰囲気が全く異なる別の顔を持っており、どこのエリアに住むかも非常に重要だからです。(詳細は後程)
私は恵比寿三丁目に住んでいました。(下図枠内)
最寄りの恵比寿駅からは徒歩10分ちょい、ルートは東口からスカイウォークを通ってガーデンプレイス、ウェスティンホテルを越えた辺りに我が家がありました。
通勤ルートがオシャレすぎて毎日ルンルンでした。
ちなみに家賃、間取り等の条件は下記の通り
・家賃11.5万
・新築アパート
・30㎡ちょい
恵比寿にしては割安の物件だったと思います。
都内屈指の高家賃エリアである恵比寿で11万円台で新築、かつこの広さの物件は探してもそう多くないですが、アパートだったこと、駅から若干遠いことが安めの値段設定に影響していたかと。
ただ、アパートとは言ってもオートロックや宅配ボックスはついており、マンションとの違いはエレベーターがないことぐらいだったので、男性で1階でも問題ない方、または女性でも階段が苦にならない方はアパートおススメです。
ちなみに会社がある東京駅付近までの通勤時間はドアtoドアで約35~40分程度。
まあ遠くはないんですが決して近くもない距離です。
会社の同僚からは何でわざわざそんなとこに住むの?もっと近くに住めば?とよく言われましたが、、、
なぜなら恵比寿だから、それ以上でもそれ以下でもありません。
もともと都心のオシャレエリアで一人暮らしすることに対して強い願望があり、就職活動でもそれを叶えられる企業というのが一つの軸だったこともあり、即決でした。
では、そろそろそんな恵比寿に住んで得られる魅力的な点、クレイジーな点!?等感じたことを一つひとつ紹介します。
(※後半になるにつれて独断と偏見色強めになります)
①飲食店のジャンルの幅は凄まじい
恵比寿と言えば"美食”の街。
飲食店の激戦区であり、次から次へと新しい店がオープンしていきます。
そんな街だけあってユーザーの様々なニーズにこたえられる店が数多く存在するのが強みです。
友達と軽く飲む時の大衆酒場や、合コンに使える個室付きでコスパの良いイタリアン、更にはデートで使える少し高級なフレンチまで、シチュエーションに合わせた店を選ぶことができます。
そして全体的にどの店も雰囲気がオシャレ。私は1年ちょいしか暮らしてなかったので行きたいお店を回りきることが出来ませんでした。
逆に言うとそれくらい充実しているということです。
②"恵比寿在住"は合コンでのウケが抜群
仕事柄お食事会(合コン)の機会はそれなりにあったのですが、最初の自己紹介でどこに住んでるか?はよく話題になるかと思います。
そこで恵比寿と答えたときの女子のリアクションの良さは想像以上でした。
「オシャレなんですね~」、「そんなとこ住めるんですか~?」等々。
体感ですが瞳孔1.5倍くらいの眼差しを頂けます。
一人暮らしする前は社員寮に住んでいたのですが、その時とのリアクションの違い
に笑えました。
たまに「恵比寿に一人暮らしなんてなんかチャラいですね」というコメントも頂きましたが、基本ポジティブな私は誉め言葉として受け止めておきました。
③ガーデンプレイスは最高だ
恵比寿の代名詞と言えばここ、ガーデンプレイス。
元々サッポロビール工場の跡地を再開発して作られたこの場所は20年以上の歴史を持ちますが、今も都内屈指のデートスポットとして根強い人気を誇っていますよね。
西洋の街並みのような雰囲気はとてもオシャレで歩くだけで楽しいですし、映画館や美術館も併設されておりデートもちろん家族連れ、一人でも楽しめます。
飲食店も充実しており、ガーデンプレイスタワー38,39階には東京の夜景を一望できるレストランが揃っています。
価格帯も一人3~4千円で利用できるイタリアンから高級寿司屋まであるので使い勝手が大変良い。
また、季節に応じて様々なイベントが催されるのも魅力的です。
例えば夏の夜は屋外での野外映画イベントがあったり、
そして冬は何といっても「バカライルミネーション」です。
クリスマス付近は大変多くのカップルでにぎわい、土日はディズニーランド張りに混雑しています。(私は近所の特権を生かして消灯の0時前辺りに行ってました。)
敢えて雨の写真を使いましたが、ロマンチックでしょう?(自己満)
個人的にはガーデンプレイスが恵比寿の価値の大半を支えているといっても過言ではないと思っています。
④様々な世代、ジャンルの女性がいて、総じて美しい
恵比寿ってすごくバランスのとれた街だと思うんですよね。
渋谷みたいな喧噪感はなく、かつ六本木など港区特有のギラツキはなく適度にオシャレで大衆受けする街です。
そんな街の特色もあってか、生息する女性のジャンルも幅広いです。
女子大生からゆるふわOL、さらにはモデルやアラサーのバリキャリ風まで様々な女性がおり、全体的にレベルが高い。
駅前で歩いているだけでも沢山の素敵な女性とすれ違うので、思わずガン見してしまいます。(不審者扱いされないよう要注意)
⑤東西南北、交通の便は最強だ
交通利便性の高さも恵比寿の強みの一つです。
恵比寿はJR山手線、湘南新宿ライン、埼京線と東京メトロ日比谷線が利用できます。
六本木や銀座などより都心部に移動するときは日比谷線を使えばよいし、横浜、鎌倉方面は湘南新宿ライン、埼玉方面は埼京線、更には"夢の国"ことディズニーランドがある舞浜駅へもりんかい線経由で30分程度で行くことが出来ます。
まさに東西南北、縦横無尽な移動が可能なわけです。
また、渋谷や新宿と違って山手線と湘南新宿・埼京線のホームが隣接しているので、大変便利です。
⑥ユニークな個人店が多く、散歩していて楽しい
恵比寿からは隣の代官山、中目黒まで一駅なので徒歩圏内です。
私はこの三駅に囲まれた一帯を勝手に「黄金のトライアングルエリア」と呼んでいます。
なにが黄金なのかというと、個人経営の雑貨屋や家具屋、コーヒー屋が多く、散歩するのがとても楽しいのです。
IKEAやニトリではみつからないようなオシャレな小物や家具を発見できたりするので、コーヒー片手にゆるっと散歩するだけで大いにエンジョイすることが出来ます。
ユニークなアイテムを探して部屋のインテリアをオシャレにする、これ結構楽しいんですよね。
⑦最高な雰囲気のオシャレなBarがいくつもある
①で飲食店の豊富さについては述べましたが、中でもバーの充実度には目を見張るものがあり、個人的な思い入れもあったので別枠で記載します。
恵比寿には様々な趣向のバーが存在します。
ガーデンプレイスの夜景が一望できる店や、路地裏にひっそりと佇む隠れ家店、更には年代物のレコードをマスターが場の雰囲気に合わせてplayしてくれるオーセンティックなBarまで。
充実した恵比寿生活とBarは切っても切り離せない、そんな存在と言えると思います。
尚、おすすめのバーまとめについては以下記事に纏めてるので是非ご覧あれ。
⑧経営者、広告系の人が多い
恵比寿の飲食店で会計をすると、十中八九「領収証はどうしますか?」と聞かれます。
これは経営者や個人事業主が数多く存在していることの表れといえるでしょう。(節税目的で飲食代を交際費として経費に落としている)
少し高級なBarに行くと経営者らしき人が仕事の話とかしていることもザラです。
また、渋谷に近いこともあってか広告系の人も多い印象ですね。
スーツのようにカチッとした服装より、ジャケパンなど少しこなれた格好をしている人が多い。
ちなみに商社はあまり多くない印象です。
⑨西口駅前はいつでもナンパが繰り広げられている
恵比寿西口は恵比寿像もあることから待ち合わせ場所としてよく利用されています。
平日、週末問わず多くの人で溢れており、ナンパしているサラリーマン風の方も数多い。
特に金曜日は最も活況であり、多くのサラリーマン2,3人組が片っ端から集団で歩いている女子に声をかけています。
あと、これは一年間通勤で西口を歩き続いて気づいたんですが、毎日のようにナンパしている同じ人がいて顔を覚えてしまいました笑
ある時その方が金曜日に後輩らしき人を引き連れてストリートナンパをしており、
後輩:「いやー、恵比寿いいですね!」
リーマンナンパ師:「最高だよ!マジ離れらんねーよ!!」
というやり取りをしており、
敏腕ナンパ師にとっても恵比寿は格好の戦場であることが窺えます。
また、ストリートだけでなく恵比寿横丁など「ナンパ場」として有名な店も数多いので、男または女同士で予定なくて暇、という時にはもってこいの街と思います。
⑩坂を上れば上るほどヒエラルキーも上がる
冒頭で恵比寿の中でもエリアによって雰囲気が全く異なると述べましたが、この題がそれを如実に表していると思っています。
私が恵比寿で好きなエリアが下記太線で囲った所なのですが、ここは駅から南(ガーデンプレイス方面)に歩いていくと坂になっているのです。
ここのエリアはおいしい火鍋の店やオシャレなバーが点在しており、大変雰囲気がよい。
そして坂を上りきったところでガーデンプレイスが登場、その奥座敷に恵比寿イチの高級レストランと称されるジョエル・ロブションが構えているわけです。
ガーデンプレイスの中でも一際異彩を放つこのレストラン。
まさにギリシア神話で言うところのパルテノン神殿を彷彿とさせる神々しさを感じさせます。
巡礼者がパルテノンを神殿を目指してアクロポリスの丘を登るが如く、
ここ恵比寿でも毎日のように人々が坂を上り、ロブションのあるガーデンプレイスを目指す光景が見られます。
(※東口から繋がる動く歩道の存在ついては一旦無視してください)
水川あさみ主演のAmazon TVドラマ「東京女子図鑑」でも主人公の綾が付き合っていた恵比寿在住商社マンに「誕生日、ロブションでいい?」と言われて思わずにんまりしているシーンが印象的でした。
彼女もまた敬虔な巡礼者の一人だったのです。
結局当日ドタキャンを喰らって綾のロブションへの夢は断たれてしまったのですが・・・
ちなみに私ですが、残念ながらジョエル・ロブションを使う機会はありませんでした。
。。。少し話がそれましたが、駅前は雑多で時間によってはナンパや少々荒っぽい雰囲気が漂うものの、坂を登るほどに喧噪が薄れ良質な店が増える、民度も上がる、そしてその頂上にガーデンプレイスやウェスティンホテルが君臨しているというのがこの街の特徴と言えると思います。
⑪エンジョイするには年収7~8百万以上がベター
さて、今までの文章からなんとなく察して頂けるかと思いますが、恵比寿を満喫するにはそれなりの財力が必要です。
恵比寿にはおいしいレストランが山ほどあり、日々ハシゴしてみたくなるもの。
プロ奢ラレイヤーばりのスキルを持った女性(男性)であればお金が沢山なくてもそれで生活できると思いますが、そうでない場合飲食費は結構な出費になります。
男性の場合は合コンやデートで多め(もしくは全額)に払うことが多いと思いますし、女性の場合でも男以上に食へのこだわり、レストラン開拓意欲が強い気がするので。
ただでさえ高い家賃を払うのに、外食まで頻繁に行ってたらすぐにお金が無くなります。
しかし、だからといって節約のために予定を入れず自炊ばかりするのも違うと思っています。周囲の人が楽しそうに活動しているのを指をくわえながら見ているだけの状態になってしまいますし、恵比寿というのは外に出てナンボの街なんです。
ちなみに私の経済状況を説明すると、総合商社4年目で額面約800万円(残業込み)でしたが、毎月の収支は給料の手取りとトントン、もしくはマイナス、ボーナスで盛り返すという感じでした。
⑫居心地がよく、離れるのが惜しくなる
さて、そんな華の!?恵比寿生活でしたが仕事の都合でアメリカに転勤することになりわずか1年で終焉を迎えることに。
アメリカ行きが決まった時は新生活を楽しみに思う反面、恵比寿を離れることへの悲しさもかなり感じました。。
たった一年でしたがとても強い愛着が湧いてしまいましたね、それほど惹きつける所が多い街だったということだと思います。
帰国してからもう一度住むかもしれません笑
恵比寿での一人暮らしを振り返って
ここまで恵比寿の魅力や特徴を振り返ってきましたが如何だったでしょうか。
やっぱり振り返ってみて利便性、娯楽、雰囲気どれをとってもハイレベルで、20代~30代前半くらいのサラリーマン、OLライフを謳歌するには最高の街だったと思います。
この記事を見て住んでみたいと思うかどうかは人によって様々と思いますが、その判断の一助になれれば嬉しいです。
コジオ