【旅行者必見】観光客が乗れる電動シェアスクーターはこれだ【乗り方ガイド】
こんにちは、コジオです。
今日のテーマは最近アメリカで大流行中の乗り物である電動シェアスクーターについてです。
シェアスクーターというと、テック系のメッカ的な存在でもあるシリコンバレーが中心なのかな?というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、既に全米全土、更には海外にまで広がっています。
サービスを展開している有名どころの会社は「LIME」、「BIRD」、「Razor」あたりですね。
例えばLIME社はアメリカ内の31州で、海外でもヨーロッパ、オセアニアなど12ヵ国とグローバルな展開を見せています。
出典:LIME社
すでにアメリカの多くの人の日常に溶け込んでおり、私の住む街でも通勤、観光など日常生活の多くの場面で利用されている光景を目の当たりにします。
私もよく利用するのですが、これ本当に便利。
アメリカの街は1ブロックの距離が大きく、公園もかなり広めだったりすることが多いのです。
徒歩での移動は結構しんどかったりするので街中をちょこっと移動したい時はかなり重宝します。
更に、爽快感もあって運転するのがすごく楽しい。
Lime Electric Scooter sharing on UToledo campus fall 2018
なんだか乗ってみたくなりませんか?
How to Ride
さて、そんなシェアスクーターですがどうやって乗れるのか?、日本からの観光客でも乗れるの?という疑問が湧いてくるかと思いますのでその辺り解説します。
まず乗り方ですがいたって簡単です。
①アプリをダウンロード、電話番号とクレジットカード等支払い口座の情報を登録しアカウント作成(日本の携帯番号で対応可、Facobookアカウントでも可)
②近くにあるスクーターを検索(ライムマークは該当ゾーンに空きスクーターが複数あるという意味)
③目当てのスクーターにある場所に行き、ハンドル付近にあるQRコードをスキャン
④ロックが解除され、足元のペダルを上げて乗車開始!
下記画像の右側にあるレバーを下におろすと加速し(最高速度は時速25km程度)、左側にあるブレーキを使って減速します。
写真はRazor社のスクーターですが操作方法は基本どのスクーターも同じです。
⑤乗り終わったらアプリ内の「Finish Ride」を押し、道端など通行人の邪魔にならないところに置いて降車完了!
どうです?とても簡単でしょう。
ちなみに料金は各社共通で、初乗りが$1、以降1分ごとに15セントとなっています。
ですので1時間利用して$10くらいというコストですね。
毎日の通勤に使うには高いですが、観光時などスポットで使うには便利そうです。
これを使いこなせれば観光も楽チンにできますし、とても楽しいので是非使用をオススメしたいです。
観光客が利用しやすいのは「LIME」
さて、それでは実際に日本からきた観光客の方は色々な種類がある中でどのスクーターを使うべきかについて説明します。
結論を言うと「LIME」を最もおススメします。
理由は主に下記の2つです。
・設置している都市が多い(アメリカでは31州およそ100都市に設置)、また台数も豊富で空きスクーターを見つけやすい
・利用時に免許のチェック不要
「BIRD」は毎回の利用時にアメリカの免許証を撮影する必要があるので観光客の利用は難しい、「Razor」は免許の申請は不要なものの、設置州が計5州と少な目な点から消去法でLIMEが一番適しているという判断です。
利用は自己責任で
ここで、現地の免許持ってないのに乗っていいの?という疑問が出てくるでしょう。
シェアスクーターの利用資格として18歳以上でかつ有効な免許を保持していることが条件とされています。(LIMEの場合)
ただ、"アメリカの"であったり"使用する州or国の"という指定は入っていないので少し歪んだ見方ですが日本の免許だったり、国際免許でも持ってれば乗車可能とも読める。
というかそもそも、LIMEやRazor社は免許の提出を求めていないので取り締まりできない(してない)というのが現状なんです。なので観光客でも利用自体は可能。
その代わり万が一事故が発生した場合スクーター会社側は一切の責任を取ってくれないので、必ず各州の交通ルールを確認した上で自己責任で利用して下さい。(くれぐれも事故だけはお気をつけて!)
ルールを守った上でハイテク文化を積極的に体験しよう
以上のように気を付けるべき点はあるものの、やはり便利だし乗っていてとても楽しいのは事実です。
それに、このようなハイテク文化はアメリカならではのものなので是非体感するべきだと個人的には思います。
日本では歩道も狭く、そもそも電動スクーターが公道で走ることを禁じられているので導入は難しいとの見方が強いようですしね・・・
ですのでアメリカに来る機会があればぜひ試しに乗車することをオススメします。
コジオ