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商社マンの雑多なブログ

アメリカに赴任中の20代独身総合商社マンです。現地での仕事や生活、就職活動等について自由に書いていきたいと思います。

カジノに見た投資における”元本金額"の大事さについて

こんにちは、コジオです。

先月のアラスカ旅行で割と贅沢な旅をしてきたので(国内旅行なのに費用12万くらいしました・・・)、今月は遠出をせずおとなしく過ごしています。

しかしちょっとそれだけでは物足りないので町はずれにあるカジノに行ってきました。

人生一の大勝

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私はカジノではブラックジャックを主戦場にしています(それしか分からないというのもあるのですが、、、)。

ブラックジャックのルールについては知ってる人も多いと思うので割愛しますが、この日はすこぶる調子が良かったです。(ルールはコチラが分かりやすいです【完全解説】世界一わかりやすいブラックジャックのルールと遊び方 │ カジノの王様 )

最初は$100を元手に始めましたが、序盤から自分がSTAYしたらディーラーがBUSTしたり、ダブルダウン、スプリットなどの戦法がよく決まったこと、

また、私は色盲持ちで別が一瞬でつきにくいのですが、たまたま赤のコイン($5)と緑のコイン($25)を間違えて高額Betしたゲームで勝利するなど予期せぬ幸運!?も味方したこともあり持ち金は$300まで増えました。

 

ここで更に勢いづかせるため、私は従来やったことない戦法を取ることにしました。

そこのカジノ台では通常のブラックジャックだけでなく、ポーカーのルールを適用してチップを賭けることも出来たのです。

 

例えば、、

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)が同じ絵柄(フラッシュ)

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)の数字が順番(ストレート)

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)の数字同じ(スリーカード)

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)が同じ絵柄かつ順番(ストレートフラッシュ)

 

といった具合で当たりが出た場合は掛け金の10~20倍近くのコインが貰えます。(配当は当たりの内容、絵柄にもよる)

という訳で本業のブラックジャック$15(最低掛金)と別に$5の少額チップをポーカーに賭け始めたのですが、これが結構良かった。

確率は低いので当たる回数は少ないのですが、当たった時の勢いは計り知れず少額投資の割にはよいリターンを得ることが出来ました。

 また、このポーカーBetは自分の手札だけでなく、同じテーブルの他のプレイヤーに賭けることもできます。

私は隣の席に座っていた白人女性の手札にも時折チップを賭けようとしたのですが、その方に「私の手札は地味で運が回ってくることはないわ。辞めておきなさい。」と言われたこともあり暫く自分の手札でのBetを続けていました。

そうして何ゲームか続け、一緒に来ていた友人とそろそろ帰ろうか、、と一番最後のゲームで私はブラックジャックに$50の大額投資、そして何かに導かれるように「I trust you!」と横の女性に語りかけながらその手札に$5ポーカーBetすることにしました。

 

そして、

なんと、、

ブラックジャックかつフラッシュという奇跡が起きたのです

 

その瞬間興奮していまい、思わずその女性とハグしてしまいました。

このゲームだけで$150くらい儲け、トータルで$100が$800に。

こんなに勝ったのは生まれて初めて、終わった後の祝杯のビールは格別でした。

 

 勝因を振り返って

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 さて今回大勝した要因を振り返ると、もちろん運に恵まれたのもあるのですが、元手が$300に増えてから分散投資ブラックジャック&ポーカー)に切り替えたことが大きかったと思います。

ブラックジャックとポーカーでは手札の強弱に相関性がほとんどありませんので、よいリスク分散になったかと。

また、原資が増えたことで心に余裕ができ、ヒット(手札を追加すること)とステイ(手札を追加せず、今あるカードで勝負)の判断のブレにくくなったこともあります。

資金が少ないと数回の負けで底をつきそうになり心に余裕がなくなる。

すると、これ以上損したくないという気持ちからヒットすべき場面で必要以上にBUSTを恐れてSTAYしてしまったりしがちなんですよね。

カジノはメンタルスポーツ、自分との闘いでもあります

投資でも元手の大きさが重要

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ここで少し投資の話にも応用させたいのですが、カジノと同様に投資においても原資産の大きさが非常に重要になってくると思っています。

理由は下記の3つです。

①色んなジャンルに分散投資しやすい

元出の額が大きくなることで、いろんな種類の投資にお金を突っ込めますよね。

株やFX、仮想通貨など様々なジャンルがありますが、それらに浅く広くお金を投資しておくことで、どれかのマーケットが吹いたときに利益を得ることが出来ます。

最初から伸びるマーケットに全額投資すればいいじゃん!という方もいるかもしれませんが、それはあまりにもリスキーなので、アンテナを張って色んなマーケットに手を出して様子を見る、利益が出たら確定するというやり方が安全で効率もいいです。

仮想通貨がいい例ですが、ビットコインは1年半前は1BTC=$1,000だったのが、昨年のピークは約1BTC=$20,0000と20倍近く増加しており、5万円だけでも投資していれば100万円になっていたワケです。

 

②還元率が低くてもリターンの額が大きくなる

例えば投資の利回りが3%として、原資が1万円の場合利益は300円、100万円の場合利益は3万円と大きく変わってきます。

利回りが低くても元手が大きければ利益の幅が大きくなるのです。

 

③心に余裕が持て、損切や利益確定の判断がブレにくくなる

原資の大きさ=心のゆとりの大きさであり、元手が大きければ焦って誤った判断を下すリスクが少なくなります。

例えば同じ5万円の損でも、元手10万円と元手100万円とでは全く心理状況が異なるでしょう。

前者の場合、自分の資産が半減したことを受け入れられない気持ちから、損切り(これ以上の損失を防ぐため商品を売って損失額を確定させること)出来ずマーケットの回復を信じて保持、結果更に損失拡大といったこともよくあります。

一方で後者の場合は5万円程度の損失はそこまで痛くないので、落ち着いて判断することが出来ます。

元手が少ない大学生や若手サラリーマンは投資するべきではないのか

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じゃあ元手が少なかったら投資はしない方がいいの?とい声があるかもしれません。

しかし私はそんなことはないと思っていて、失くなってもいいと思えるくらいのお金(全資産の10%など)であれば積極的に投資すべきと思います。

なぜかというと、自分でリスクを取って投資することで積極的にニュース等で情報収集するなど能動的になり、その行為自体がノウハウとして自分に蓄積されていくのです。

やはり何でもそうですが、自分からリスクを取ることで人はより主体的になりますし、仮に失敗したとしても記憶に残り、今後の教訓として生かすことが出来ます。

長い人生、多くの人にとってお金の管理は重要なスキルになりますので、若いうちからやっておいて損はないかと。(もちろんそこばかりに気を取られて、自分自身の能力やスペック向上に励まないのはNG)

 

カジノから派生して色々書いて少し長くなりました・・・

とりあえず私も暫く投資に励み、次回はためたお金でカジノの本拠地、ラスベガスに出陣したいと思っています。

 

コジオ