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商社マンの雑多なブログ

アメリカに赴任中の20代独身総合商社マンです。現地での仕事や生活、就職活動等について自由に書いていきたいと思います。

アキレス腱完全断裂からの復活体験記 in アメリカ【負傷後2週間】

こんにちは、コジオです。

今日は先日バスケットボール中に負った左足アキレス腱完全断裂の治療の進捗について書きたいと思います。(ケガした時の様子は前回記事です、コチラ

治療方針の決定~手術か、自然治癒か~

前回の記事で負傷後、応急処置としてギブスを足に巻いてもらったところまで記載しましたが、その後より精密に調べるために市内の大病院でMRI診察を受けてきました。

診断の結果、、、やはりアキレス腱は完全に断裂していると医師からのコメント。

予想はしてたものの、いざ聞くとやはりショックなものでした。。

しかしショックを受けている間もなく医師から治療方法をどうするかと決めてくれと言われました。

具体的には、①オペで強制的に断裂した腱をくっつける手術療法、②手術をせず、腱が自然に再生されるのを待つ保存療法の2択でした。それぞれのメリット、デメリットについて大まかに下記します。

 

「手術療法」

メリット

・再断裂率が低い(2~5%程度)

・完全復帰までの目安が保存に比べてやや短い(5か月程度)

デメリット

・手術費が高い(保険込みで7万円程度ですが)

・入院が必要、会社を休む必要性

・まれに手術の傷口から感染症が起こるケースあり

「保存療法」

メリット

・オペをしないので傷を負わない

・会社を休まなくてもよい

・治療費が安く済む

デメリット

・再断裂率が低い(10~20%程度)

・ギブスでの固定期間が長い(6週間程度)ので、筋力低下が起きやすく復帰までの期間が手術より長くなりやすい。

医師曰く、手術でも保存でも完全治癒後の可動性は特に変わらないが、アメリカでは手術の方が主流であり、特に私くらいの年齢でスポーツもするのであれば手術の方を勧めるとのこと。

私はセカンドオピニオン も聞いてみたかったので、一先ずその場は保留にして翌日別の病院へ行きました。その病院でも一般的に私くらいの年齢だとは手術のケースが多いが、大差はないので任せるとのコメントでした。

保存療法を選択!

その後家に帰ってインターネットでアキレス腱治療についてを片っ端から検索。

メリットとデメリットを踏まえて保存療法を選択することにしました。

理由は下記のとおりです。

・デスクワークなので焦って治す必要がない

・保存療法は再発率が高いが、これはほとんどリハビリ中に無理をしすぎて再断裂するケースであり、細心の注意を払えば問題ないと判断

・スポーツ選手でも保存療法で復帰した人もいる(例えばクルム伊達公子

・正直手術が嫌だった笑

 特に最後の理由は大きくて、私は以前肩の脱臼を直すため全身麻酔で手術を受けたことがあるのですが、麻酔の切れた後の1~2日はまあ痛くて夜中に何度も寝返りを打っていました。その記憶が尾を引いて今回は手術は選択しないことにしました。

アメリカでは保存療法は少数派とのことですが、リハビリをしっかり頑張って早めに治すことを決意しました。

ギブスから歩行用ブーツへ

ところで初診時に足に巻いていたギブスですが、歩行用のブーツにすり替わっています。

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なんだかいかついですね笑

このブーツは靴の底、かかと側に下敷きを入れることで、つま先に体重が乗ることを防いでくれる優れものです。

また、取り外しができるのでシャワーも楽に浴びれるようになりました。

これがめちゃ大きくて一気に快適になりました。

ギブスは取り外しできないし、蒸れてかゆくなるしでかなり苦痛だったので。。

また、リハビリの観点からも有効で、外している間に足の指を動かして血行を良くしたり、歩きながら治療することで筋力低下も防げるので、ただ固定しているよりかは治療期間の短縮化が期待できます。

また、嬉しいことに職場の同僚が画期的なものを貸してくれました。

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これ、片足を載せてもう片方の足で漕ぐキックボードの様ようなものなんですが、松葉杖に比べて力を入れずにかつ早く移動できるのでかなり楽チンです。

これを使って移動している光景は滑稽ですが快適さには勝てません笑

優しい同僚がいてくれて助かりました^^

海外の病院で治療を受けることは大変なのか!?

さて、最後に一通り診察を受けた中で感じた外国の病院で診察を受けることのハードルについて話したいと思います。

慣れない国、言葉も通じにくい環境下でケガというセンシティブな事象に対応することは、とても難しいんじゃないか!?と思われる方も多いと思います。

ただ、結論から言うとアメリカの話で言うとあまり心配する必要はないというのが感想です。

保険対象内となっているような大きめの病院であれば、電話による翻訳サービスが置いてあるところがほとんどなので、英語に不安がある人でも大丈夫かと。(私は最初の方は利用していたものの、最後はやりとりがめんどくさくて使ってませんでしたが)

また、治療方針、注意事項について毎回紙に記載の上渡してくれるので、それも安心材料です。この点思ったよりも親切で、いい意味で意外でした。

 

ブーツ付きの条件ですが歩行を開始できるようになったので、この調子で治療を進めて早く装具なしで歩けるようになりたいですね。

来週から週一くらいのペースでリハビリ通院するので頑張っていきたいと思います。

 

コジオ

 

 

 

【就職留年→インド渡航→総合商社内定】就職活動の地獄と天国を味わったことで得た気付きと教訓

こんにちは、コジオです。

今日は筆者の就職活動のいきさつについて紹介させてもらえればと思います。

筆者は就職留年の末現在働く第一志望の総合商社から内定を得ることができました。

その過程について、簡単な流れを下記します。

 

・就職活動1年目はほとんど内定をもらえず大失敗

・就職留年、休学してインド渡航を決意

・インドでボランティア活動に励む

・帰国後就職活動を再開、第一志望の総合商社に内定

 

今コラムでは私が就職活動で味わった苦渋と困難、そこからどのように再起し、第一志望の企業から内定を得たか、その内容について時系列で説明できればと思います。

もう5年位前の話なので今更感もありますが、これから就職活動を控える学生の方の参考に少しでもなればなと思ってます。

 

 

 

どこにでもいる平凡な学生

時は2011年、、、当時筆者は大学三年生、就職活動の真っただ中でした。大学生活では主にサークル活動に励んでおり、マスコミ系のサークルで大学スポーツ新聞の記者をやったり、サッカーサークルでリーグ戦の一部昇格を目指したいたりしていました。

勉強はあまりしておらず、ゼミにも入っておりませんでした。表題では平凡な学生と書いていますが、むしろ平均以下の学生だったな、と今振り返ると思います。

 

第一志望は大手マスコミ、就活を甘く見ていた勘違い野郎

さて、そんな平均以下の学生だった私ですが、就職活動での第一志望業界は新聞社や通信社などのマスコミ系、採用人数も限られた最難関業界の一つです。

元々スポーツ記者に興味がありサークルでもそのような活動をしていたので、その延長線上で将来記者になってプロスポーツを取材出来たら楽しそうだな~と思っていたのですが、そもそもなぜ記者になりたいのかの自己分析を大してせず、また時事問題や作文といったマスコミ業界固有の対策も直前数か月のみという中途半端な準備でした。

マスコミ業界以外も大手企業を中心にいくつかESは出していたので「マスコミが落ちたら、どこか他で受かった企業に行けばいいかな~」と軽い気持ちで考えていました。

 

人生最大の挫折、就職活動での大敗

さて、4月を迎えていざ本番、期待を胸に膨らませながら面接に臨みましたが、、、結果は連戦連敗、それもほとんどの企業が一次か二次面接で落選というとても厳しいものでした。それもそのはずで、自己分析、業界分析を大してやってなかったので志望動機が非常に浅はかであいまいだったのです。

これまで学生時代にやってきた活動や自分自身ついてはもちろん説明できたのですが、そういった自分がなぜその業界、企業を志望するに至ったか全く説明できなかったんですね。就職活動の基本を疎かにしており、サッカーで言えばインサイドパスができないまま試合に臨んだようなものでした。(文章にしていても恥ずかしいレベルですが、、)

次々とくるお祈りメール、4月後半になると持ち駒もなくなり私は八方塞がり状態に陥りました。周囲の友人は既にほとんど進路を決めており、飲み会をしたり夏休みの話をするなか、私は泣きながらまだ募集のある企業を探してエントリーしました。

しかし、自己分析の甘さもあり心から行きたいと思える会社を見つけられず、また会社側から見ても悲壮感漂う私を採用する気もちにはならなかったのでしょう、上手くいくことはありませんでした。

私は自分だけ活動に縛られ結果も出ないことに大変苦しみノイローゼ気味になりました。季節も気付いたら初夏になっており、どんどん暑くなる中でブラックスーツを着て面接に行くことは苦痛以外の何物でもありませんでした。

 

大都会のビル群を見て芽生えた気持ち

そしてその後も芳しい結果を得られずダラダラと活動を続けていた7月のとある日、私は汐留にある会社での面接を終え、「今日も手応えなかったな~」とぼんやりしながらベンチに座ってビル群を眺めていました。

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そして、「このまま自分の軸を明確に持たないまま活動しても納得した結果を得られるはずはない。意味ないんじゃないか!?」と思いました。またふと同時に、「日本は生活水準も高く、色々なことが満ち足りている。一方世界では経済的に発展していない国も多い。仕事をするならそういった国の成長に関われる方が伸びしろも大きくやりがいがあるのでは?」という考えが芽生えました。そして視野を広めるために、大学生活で少し興味はあったけど、なんとなく遠回しにしていた海外長期滞在にトライしたい気持ちになりました。

この時初めて就職留年して海外経験を積み、もう一度就活に挑むことを考えました。

大学休学、インド渡航

さて、じゃあ実際に留年すると費用はどれくらいかかるのか?渡航先はどうしようか?等色々と調べ事です。まず大学の休学制度を見たところ、当時は具体的な理由があれば年間20万程度の施設利用費を払うだけで学費は免除という休学措置があり、これを利用することに。

今振り返ってもこの制度は学生の選択肢を広められるとてもいい制度だったと思います。

また、海外渡航については民間のボランティア団体でホームステイできる行先を探しました。

そしてその中でインドの中学校でのボランティア募集があったので私はこれに応募することにしました。

なぜ語学留学ではなくボランティアにしたのか、またその中でなぜインドでホームステイすることにしたのか理由は下記です。

①価値を受け取る側でなく、人に与える活動をしたかった

②インドは途上国の中でも生活水準が低くそれにどっぷり浸かって体験してみたかった、一方で大きく経済成長中であり正と負の部分を体感できると思った、

公用語が英語

④常識が通用しないハードなイメージがあり、自分を鍛えられそうだった

平たく言うと厳しい環境に追い込んで自分を見つめなおし、将来の目標を決めよう!という気持ちでした。

親にもプレゼン資料を作って説明して納得してもらい、渡航、生活費用約30万円と休学費用20万円、おおよそ50万円ほど借りて休学することを認めてもらいました。

 

インド生活、予想外の出来事の連続

さて、9月になりいよいよインドに出発です。3ヶ月の渡航予定でしたが初めての海外長期滞在、それもインドという正体不明の国の田舎町に済む予定だったので、渡航前日は不安で夜も眠れませんでした。

そしていざインドに着陸、勤務予定先の中学校に到着したのですがそうそうにパンチを食らいました。

管理者:「いまここは人手でいっぱいだから君は保育園に行きなさい」

コジオ:「Whats!??(なんだと!?)中学生向けに教えたいことを考えてきたからここで働けないか」

学校の管理者:「それは無理だ。とにかく保育園に行きなさい」

コジオ:「・・・」

 

私は空いた時間で日本の文化を伝える授業をしたいと思って、準備していましたが相手が英語もわからない幼稚園生では難しいでしょう。その時は愕然としました。

しかしどうすることもできないので管理の適当さに怒りを覚えながら、仕方なく保育園を運営しているホームステイ先に移動しました。

そしてお世話になる家に到着したのですが、、、生活環境はなかなか厳しいものでした。

まず食事ですが朝昼晩毎食カレー、そして味付けが独特で正直あまり口には合いませんでした。(作ってもらっているのでありがたく毎回残さず食べましたが)

また、住環境で辛かったのはシャワーは冷水しか出なかったことです。

私がいたのはバンガロールというインド南部の都市からバスで一時間ほどかけたとこにある田舎町、標高2千メートルほどだったのでインドにしては涼しい場所だったんですね。

だから冷水シャワーは余計に辛く、シャワーを浴びる前に毎回腕立て伏せ100回して体を温めるようにしていました

そんな環境だったのですが平日昼間は慣れない子供の保育に勤しみ、空いた時間で絶対内定を使った自己分析、英語学習を重ねていました。

 

日本語学校との出会い

そんな形で日々の生活を営んで約一か月が経ちました。生活には慣れてきましたが、同時に渡航目的の一つである「周囲の人に価値を提供する活動」を十分に出来ていないことに焦りを感じてきました。

もちろん保育も立派な仕事なのですが、慣れていないこともあり、自分が役立っていると心からは言えなず悶々とする日々。

そんな中インターネットをしていたら、バンガロールにインド人が経営する日本語学校があることを発見。日本文化を学ぶが大学生や日系企業で働くインド人が通っているようでした。

私はここでなら自分の価値を発揮でき、また当初考えていた日本文化を伝えることもできるのではと思い、突撃訪問して「ここでボランティアさせてください!」と志願しました。

先生はそれを快諾してくれ、以降平日は保育園、土日は日本語学校で働くことに。

また、日本語学校では毎週一時間もらって、生徒に対して自由に講義することを認めてくれました。

それからというものの、平日は毎日保育園での業務が終わったら、講義の内容を考えることに夢中でした。

プレゼンの内容を考えることはとても楽しく、なぜなら自分のアイデア、企画を実行して人の役に立てることを、直接肌で感じ取れるからです。

また、今振り返るとプレゼンは基本英語で行っていたので、この時のプレゼン作成活動によって英語力がかなり上昇したと思います。

インド人の生徒は積極性が強く質問も頻繁に投げかけてくれるのでとてもやりがいがありました。

就職活動で社会から否定され続けた私にとって、直接「ためになった」「ありがとう」など言葉をかけてくれることはとても嬉しく、生活環境は悪かったですがそれが全く気にならないくらいの充実感で日々を過ごしていました。

暖かいシャワーも浴びれない、食事も満足にとれない中でしたが、日本語学校では日本人は私だけ、私が話すことが生徒の日本に対するイメージを植えつけることになるので、実のある内容にしなければいけないという不思議な使命感が私を突き動かしていたのです。

そうして働いている内に、あっという間に12月の帰国日が迫ってきました。私としては日本語学校の仕事が楽しかったのでもう少し滞在したかったのですが、帰国して就職活動も再開しなければならなかったので少し物足りなさを感じながらも帰国の途につきました。

インドを離れるのは寂しかったですが、帰国日には家族が空港まで迎えに来てくれて、実家で温かいお風呂(3か月ぶり)とお刺身を堪能し、「やっぱり日本は最高だな~」としみじみと実感。

暫く制限されていたからこそ、久しぶりに味あう時の喜びは格別でした。

↓写真は帰国直前に立ち寄ったガンジス川の日の出です。3ヶ月の滞在で感じたこと、日本に帰国してからのことなど色々な思いに耽っていました。

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 帰国、就職活動再開

 

さて、日本に帰ってほっとしたのは束の間、就職活動の再開です。

帰国した時には既に就活解禁されていたので、急いでキャッチアップする必要がありました。

2度目の就職活動、これを逃したら後はないという気持ちで妥協ないよう、具体的に下記三点を意識して挑みました。

①自分の軸を明確化し、それに見合う業界を幅広く受ける

昨年の就活では自己分析を曖昧にしたままマスコミを中心に対策しており、不必要に視野を狭めてしまった、結果内定がほとんどもらえなかったと経緯がありました。

2年目はその反省を生かしてインド滞在中に捻りだした自分の軸をベースとし、それに当てはまる企業をなるべく幅広く受けるようにしました。

就活は時として内定取得ゲームと比喩されることもありますがこれはある意味正しくて、複数内定を得なければ企業を選ぶ権利もなくなりますし、第一志望の企業から内定を貰えないリスクも考えて、まずは優先順位をつけつつもなるべく多くの内定を得ることを目標にしました。

 ②志望動機、自己PRのアウトプットを繰り返す

これまた昨年度の反省なのですが、OB訪問や就活生同士のコミュニティへの参加などの活動に消極的であったので、ESや志望動機の添削をしてもらう機会をあまり作れず、結果本番で浅はかなESを提出することになってしまいました。

ですので2年目はOB訪問時に必ずそれらを準備して、社会人の方から見てどう思うかの感想を聞いたり、商社志望の学生が集まるコミュニティに参加して互いにESをブラッシュアップする機会を積極的に作るようにしました。

 やはり、こういうのって自分で完璧!と思っても、周りから見たら伝わっていないこととか往々にしてあるので、アウトプットして周りの意見を素直に聞くこの繰り返しが大切です(社会人になってもこれは当てはまりますね。。。)

 ③客観的なスペックを身につける(TOEIC900点)

やはり就職留年していることは多少ビハインドになるのでは?という不安があったので、現役生にも負けないために客観的なスペックを高める必要があると感じた筆者はTOEIC900点取得を目標にしました。

これについてはインド渡航前から心に決めており、インド滞在中は空き時間で地元の英字新聞を読んで分からない単語をメモした独自のノートを作ったり、日本語学校でのプレゼン作成、発表、意見交換によって語彙力や英語総合力の地盤を身に着けました。

帰国してからは問題集をひたすら解きまくって、1月の試験で900点超えを達成しました。(出国前が700点前後、約4か月で200点ほど向上したことになります)

 

2年越しの成果、第一志望の総合商社に内定

さて、そうこうしている間に4月を迎え、面接解禁です。

この時はもう十分準備をし尽くしたから、あとは自然体で会話するだけだ、という気持ちでした。その落ち着きが功を奏したのか、下記の成果を得られました。

内定先:大手総合商社、大手日系IT企業、大手通信会社

最終辞退:大手人材会社、大手素材メーカー

特に第一志望の商社から内定をもっらた時の喜びはとても大きく、高揚感で一杯だったので、その日は東京駅近辺から新宿駅まで歩いて帰ってしまいました。(約8km)

 

挫折と再起を経て思うこと

 

最後に就職活動の大失敗、そこから復活した道のりを経験して思ったことについて述べたいと思います。

 

①周りと異なるレールを歩む時こそ、強い個性が生まれるチャンスだ

中高一貫のそこそこ有名な私立学校から現役で有名私大に進学した私にとっては、この就職留年が人生における初めての回り道であり、周りの大多数の人が歩むレールから外れた道の選択でした。

しかし、あえてレールから外れた道を歩み、大学生活でやり残した海外経験を積んだことで多くの物を得ることができました。

日本の常識では考えられないインドでの生活を経験したことで多少のことに動じなくなった気がしますし、クレイジーな出来事は結構会話のネタになったりもします笑

 

②人は置かれた環境によって大きく成長が左右される

私はインド滞在中、平日昼間は保育園、土日は日本語学校でボランティアをしていましたが、その他の空いた時間は自己分析と英語学習を徹底して継続しました。

自分で言うのもなんですがよくの努力したなーと思うのですが、それはインドの田舎町という特殊な環境(娯楽ほとんどなし)だったことが大きいと思います。

私自身、自律心がそこまで強いわけでなく、普段は勉強してても途中で飽きてテレビやyoutubeを見たりとかしてしまうのですが、あえて誘惑の少ない厳しい環境に身を置くことで大きく成長することができたと思います。

W杯セネガル戦でゴールを決めたサッカー本田選手も「自分は環境先行型」と明言していますよね。この言葉は正しくその通りだと感じています。

 

③ふとした時に芽生えた気持ち、思いを大切にすべきだ

筆者の就職留年、インド渡航の決断は就職活動で全くうまくいかなかった時に、ふと思った疑問点からスタートしています。

当時相談した人の中には留年に反対する人もいたのですが、私はその時芽生えた気持ちを、なあなあに流すのではなく行動に移すことで、結果様々な経験をすることができました。

周囲の人から意見を聞くことも大事ですが、常に周りのアドバイスを基に行動するよりも、ふと芽生えた自分の気持ち、考えに対して正直に向き合い、そして行動に移すことの方が自分という人間のパーソナリティを形成する上では大切だと思います

その思いに基づいて行動してみて、失敗したり、なんか違うなと思ったとしてもそれはそれでよくて、違うということに気づけたことが収穫になるんだと。

これからも周りに流されず行動していきたいですね。

 

なんだか暑苦しい話になってしまいましたが、最後まで読んでくれた方お付き合い頂きありがとうございます!

少しでも共感してくれる方がいたら幸いです。

 

 

コジオ

 

 

 

【働き方改革の最模範!?】アメリカオフィスで日本と異なる7つのこと

こんにちは、コジオです。

本日は筆者が普段働いているオフィスの環境を少し紹介できればと思います。

現在私の事務所では米国人が9割近くを占めており、オフィス内の雰囲気、働き方含めて日本時代と比べるとガラッと変わりました。はっきり言ってまるで転職したかのような気分です

じゃあ何が違うのか、一言で言うと「自由で機能的」なんですよね。

具体的に以下紹介していきたいと思います。

 

 

①デスクが電動昇降式

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社員全員にボタン一つで上下させることで座り↔立ちを選択できる電動昇降デスクが備わっています。

このデスクは長時間の座りっぱなしによる姿勢の悪化や肩、腰への負担を防ぐ健康面の効果だけでなく、生産性の面でも立ち、座りを頻繁に入れ替えることで体内の血流がよくなり集中力がアップすると言われています。

北米ではIT系を中心に多くの企業で導入されており、グーグルやフェイスブックも導入済みです。日本では楽天が全面導入しているようですが、まだまだ浸透しているとは言えないのではないでしょうか。

ずっと座りっぱなしで仕事してたら猫背まっしぐら、日本企業にも導入したいですよね。スタンドデスクで仕事しているとなんか先進的でテンションが上がります。

 

②テレビ、音楽をかけながら仕事する

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オフィス中央にはDJ的な役割を担う社員がおり、コアタイムを除く時間帯で音楽を流しています。彼は年代、ジャンルを問わず有名曲をチョイスし、洋楽にそこまで詳しくない筆者でも知っている曲を流してくれます。(もちろん仕事をしながらであり、専属DJを雇っているわけではありません笑)

心地よいリズムに乗って業務もサクサク!?進みます。中には自分の好きな曲がかかると大声で歌いだす社員もおり、半カラオケ状態になる時もたまにあります。

また、社内にはテレビも複数台置いてあり、普段は経済番組(Bloomberg TV)を流しっぱなしにしてあります。ただ、スポーツなどのビッグイベントがあるときはそれを流すこともあり、今朝はW杯の日本vsコロンビア戦をつけており大興奮でした。

日本時代はオリンピックやWBCがあっても会社内で見ることは出来ず、はがゆい思いをしていたので非常にありがたかったです。

 

③勤務時間は朝型、残業はしない

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社員の労働時間帯を平均すると、大体7時ー16時くらいとなっています。朝早く出勤して夕方頃には帰宅するイメージですね。出勤時間は業界によって差はあると思いますが、朝型なのは当社内だけの話でなくアメリカ全体的に言えるのかなと思います。

例えば街の様子をみても早起きしてランニングする人が多かったりで、健康に気を使って朝型生活にしている人が非常に多い。(ニューヨークのセントラルパークでは朝にサイクリング、ランニングしている人で溢れていました)

また、基本的に残業する人はほとんどおらず、17時にもなると残っている社員はほぼゼロです。これは多くのアメリカ人が家族や恋人との時間を大切にするという価値観を非常に重要視している点が大きくて、例えば多少仕事が残っていてもその日中にやらなければいけないものじゃなければ早く帰宅し、翌朝対処するスタイルだと感じています。

特に金曜日は顕著で早い人は2時くらいにサラッと帰宅します。独身、恋人なしの筆者はどうすればいいんでしょうか。

 

④ゲームが置いてある

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社内には誰でも楽しめるゲームが置いてあります。といってもテレビゲームのような長時間ハマってしまう類のものではなく、的あての様な軽く体を動かすタイプのものです。

例えばトレーダーが「今日マーケット全然動かないな~」っていう時に気分転換にプレイしていたりします。さっきまで横でいかつく仕事していた米人が楽しそうにゲームしているのを見るとなんだか朗らかな気持ちになります。

 

⑤私服OK

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これは当オフィスならではの特徴かもしれないですが、私服OKでスーツはほとんど着ません。全体的にカジュアルな格好で仕事しており、特に最近は気温が高くなってきたので短パン+Tシャツで出勤する社員もおり、クールビズを通り越したラフスタイルとなっています。

もちろん来客時はきちんとした格好をしますが、それでもポロシャツを着るくらいで、かなり自由度は高いと言えます。ちなみに筆者が現在のオフィスに初出勤した時は背広+ネクタイで行ったのですが、ボスに「ネクタイなんて見苦しいからハサミでちょん切ってやる!」とのお言葉を頂きました。

 

 

⑥休暇取得が頻繁、それも長い

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そろそろバケーションの時期が近付いており、日本でも今頃計画している方は多いのではないかと思いますが、こちらの会社の休暇取得は日本に比べてかなり自由です。

社員によって休みの取り方はまちまちで1週間を年に何回かに分けて取得する人や、中には1ヶ月以上連続で休暇を取得する人もいます。ちなみに行先はカリブ海沿いのリゾート地や、広大なアメリカ台地を車で旅するロードトリップが多いですね。

日本時代は制度上もっと取得できるけど、実際多くの社員は5日程度しか休まないので、大きな違いを感じています。ただ、社員が休みを自由にとれるのも、日頃から担当替えを頻繁に行い、各社員が複数領域をカバーできる状態にしているからこそである点、強調しておきます。属人的ではなくチームで助け合い、働く意識が強いです。

 

⑦夜の飲み会がない

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日本にいる頃から、欧米では仕事後に同僚と酒を飲む機会はあまりないと聞いたことはありましたが、実際働いてみて予想以上でした。

③でも述べた通り家族との時間を大切にするスタイルもあってか、業務後に同僚とつるむことはほとんどありません。誰かの送別会や、誕生日会などはすべてランチで行います。

個人的にはこのスタイルをとても気に入っており、1.無駄に長居せず自分の時間を作れる2.貯金できるという点で非常にありがたいですし、二日酔い出社で午前中機能しないなんてことは一切ありません

 

さて、ざっと7点アメリカオフィスでの働き方を紹介しましたが如何だったでしょうか?プライベートを大切にする、また勤務時は生産性の高さを重視するという点からオンオフをきっちり分けていることが伝われば幸いです。

筆者はまだ働いて二ヶ月ですがこの環境を大変気に入っており、既にアメリカスタイルに馴染んでしまっております。

ネクタイの閉め方なんてもちろん忘れました。気が早いですが、東京に戻った後環境に馴染めるか既に不安ですw

 

ではでは本日はこの辺で。

 

コジオ

【唐突な悲劇】アメリカで大怪我してしまいました

こんにちはコジオです。

ついにW杯が開幕しましたね。

日本でも気運が高まっているころと思いますが、こちらアメリカでは母国が出場を逃しているため関心度があまり高くないですね。

むしろプレーオフ決勝を迎えたNBA(バスケ),NHL(ホッケー)が話題になることが多かったです。

私自身も赴任してからはアメリカに来たからには!ということで4大スポーツ(MLB,NBA,NHL,NFL)は注目してますし、プレーする方でもストリートバスケを結構やっています。

突然の激痛

 

先週もMeet upという同じ趣味の人を集めてスポーツや娯楽を行うアプリを使って公園でバスケしていました。

その日は気温が30度前後、フルコートでのプレーだったのでなかなか体力的にしんどかったですが楽しくプレーしていました。しかし、試合終盤に差し掛かったところで悲劇が発生します。

マークしていた選手がシュートを打ち、反転してリバウンドを取りに行こうとした瞬間、、「ブチッ!!!」という音が左足からしてその場で倒れこみました。感覚としては何か鉄の様な頑丈な壁に激突し、足が少しも動かない様な感じ。しかし誰とも激突していません。これは結構まずいぞ。。

救急ですぐ病院に行くことも考えましたが、アメリカの医療費は保険適用外の場合非常に高額になるということを聞いていたので、一旦整理するために自宅に戻ることに。歩けなかったので一緒にプレーしていた人に肩を貸してもらって車まで運んでもらい、幸い怪我したのは利き足ではなかったので運転して帰りました。

診察の結果

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さて、その後保険適用内(診察費は15ドルのみ)の大きな病院で診察してもらいましたが結果は。。。アキレス腱断裂でした。言われた瞬間は頭が真っ白になりました。。ただの捻挫じゃなかったのか、、アキレス腱断裂ってたしかパワプロでも最上級のケガじゃねえか(*_*)

先月行った天国のカリフォルニア旅行から一変、地獄に叩き落された気分です(その様子がこちら【大興奮】給料はたいてNBAプレイオフ ファイナルをコートサイドで観戦してきた話 - アメリカ駐在商社マンのつぶやきブログ」)

てなわけで現在ギブス+松葉杖生活をしているところです。

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痛々しい写真失礼します。。

松葉杖生活は2~4週間程度、その後リハビリを重ねて個人差はありますがスポーツ完全復帰には半年程度かかるとのこと。トホホ。。

職場はデスクワークなので問題なく出社していますが、松葉杖で歩くのに疲れたり、シャワーを浴びる時もギブスをビニール袋で覆ったりしなければで日常生活がとにかく大変。。今は車通勤なのでまだ負担は少ないけれど、日本でケガしてたら満員電車の中松葉杖をつかって通勤するなんて。。想像を絶する辛さですね。

さて、そんなわけで暫くは引きこもり生活です。ちょうどよくW杯やってるので見まくりたいと思いますw

そしてアメリカで大けがして現地の病院で診察、リハビリを受けるのはある意味で貴重な!?経験だと思うので、今後誰かのために役立てることを期待して、このブログで通院、リハビリの様子を記していきたいと思います。

 

最後に、、皆さん運動前はしっかり準備運動しましょう!!

 

コジオ

 

【語学力がある≠優秀!?】英語で仕事する中で思うこと

こんにちは、コジオです。

早いものでもう六月ですね。筆者がアメリカに赴任してから約二か月が経過しました。私は今米国人が9割近くを占めている職場で働いており、当然ながら英語を公用語としながら働いています。本日は二か月という短い期間ですが英語を使って仕事をする中で感じたことを述べたいと思います。

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赴任前の不安

まず初めに筆者の赴任前の英語力に関して言うと、、、

・元々は生まれて20年間海外出たことなし

英語圏での生活は大学休学(4年生)時のインド3ヶ月のみ

TOEICは900点ちょい(学生時代に取得)

というものです。読み書きには大きな支障はないけど、発音、リスニングは帰国子女クラスの人と比べると全然弱いな~という感じです。特にアメリカ人のネイティブの発音は独特で喋るスピードも速いという話を聴いていたので、赴任前は正直結構不安でした。(僕はインドなまりの英語を話してきたのでアメリカ人に通じるかという問題もあり。。笑)

英語がわかる=仕事が理解できるではない

ただ、実際に現地の会社で働いてみた感想は「英語力が障壁で仕事が進めづらくなることは思ったよりも少ないな」というものです。

これは私が超天才でわずか二ヶ月で米国仕込みのリスニング、発音をパーフェクトマスターしたからという訳では決してありません。仕事を進めるという意味では語学力以上に業務内容、背景を理解することの方が重要だからです。

例えば現地スタッフから英語で新たな業務内容の説明を受ける時、いかに早く仕事を理解するかは語学力×考察力(結論を導く推察、論理構成力)の大きさで決まるとして、これはどちらも大切なんですが強いて言うと4:6ないしは3:7くらいの割合で後者の方が大事かなと思うんです。理由について、下記場合分けして詳しく説明します。

①語学力はあるけれど考察力に乏しい場合

説明の単語一つひとつはクリアに聞き取れるが、その仕事が最終的にどういう意味を成すのか理解するまでに時間がかかる。言うなればパズルの材料はそろっているが、どう組み立てていいか分からない状態になりかねない。また、他の仕事への応用も聞かない。

②語学力はやや乏しいが考察力に優れている場合

この場合、最終成果物がどうあるべきか、道筋をイメージできるので、多少説明の中に分からない単語があっても、意味を推察できる。意味さえ推察すれば、自分がわかる範囲の単語を使って(わからなければ辞書で調べて)、「つまりこういう意味ですか?」と質問して確認できる。

要は、

・結論を分かった上で説明を受けた方が理解は早く

・そのためには最低限の語学力とそれ以上に結論を導く考察力が重要

という訳です。もちろん②のケースでもベースの英語力がポンコツすぎて、何一つ聞き取れない状態だとさすがに厳しいものがあります笑ので、海外で働くことに興味がある方はやはり最低限の英語力を身に着けておいた方がいいです。

 

僕がTOEIC含めて英語の勉強をしたのは、海外と関わる仕事がしたいという願望があり、また就職留年のビハインドを打ち消すアピールポイントを作るためという理由が大きかったですが、それでも勉強してきてよかったな、というのが正直な感想です。 逆に言うと考察力、知識についてはまだまだ学ぶところが多いので引き続き頑張らなければいけません。

一方私生活では・・・

これまで仕事上では思ったより英語における困難が少ないと説明してきましたが、私生活は全く別で苦労しまくりです。例えば米国人同士の雑談は喋るスピードも速いし、独特の言い回し、ネタを交えてくるので正直全くついていけてません。。。

 

これはやはりリスニングの壁もありますし、人気ドラマや映画を見て文化的なところもチェックしていく必要があるなというところです(おススメのアメリカ映画、ドラマありましたら是非メッセージにて教えてください!!)。最近はTEDという巷ではやっているプレゼンテーション動画で、リスニング、スピーキングを鍛えています。字幕付きも出来るのでシャドウィングに有効です。


To raise brave girls, encourage adventure | Caroline Paul

まずは米国人同士の雑談にスムーズに入り込むことを当面の課題にしていきたいと思います!

ではでは本日はこの辺で。

コジオ

 

【就活大逆転!?】取り立てた実績もない平凡な学生が総合商社に内定するには

こんにちは、コジオです。

6月に突入し日本では就職活動も本番に突入していますね。

今年就活中の学生は忙しさのピークだと思いますが、本番を1年後、2年後に控えて「今からソワソワしてするけど、自分は勉強も部活(サークル)でも大きな成果を残しているわけじゃないし、なにをすればいいかよくわからなくて不安だな~」という学生の方もいらっしゃると思います。今日は正にそんな平凡な学生であった筆者が就職留年の末、第一志望の総合商社に内定した経験を基に、独断と偏見で斯様な学生がどうすれば内定できるのかについて述べたいと思います。(あくまで総合商社の場合の話であり、他の業界の場合当てはまらない点もあるかと思いますので念のため)

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総合商社に内定する学生のタイプとは?

まず総合商社に内定する学生のタイプを割合と主にざっくり下記します。(あくまで肌感覚です)

旧帝大早慶出身の体育会所属学生:30%

②帰国子女、英語ペラペラ系(1年間以内の短期間ではなく本格的に海外で生活したことがある学生):15%

③Marchクラスの大学で秀でた実績を残した学生(成績優秀者に選出、体育会で全国〇位等」:10%

④理系で研究等学業を頑張っていた学生:10%

⑤上記に当てはまらない平凡!?な学生:35%

 

どうでしょう、以外と凡人枠多くないですか?

総合商社は決して超絶ハイスペック学生の集まりではありません。

目覚ましい実績やスペックを持つ内定者はもちろんいますがあくまで一部であり、そうでない学生も内定を得ています。

しかし、だからといって毎日麻雀、パチンコ、ナンパに明け暮れていて内定が取れるわけではありません!笑(そこで面接で語れるような目覚ましい成果を得るなら別です)

凡人には凡人のやり方があるので、その辺りを解説したいと思います。

目覚ましい実績がない学生が総合商社に内定するためにすべきこと

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①短期間(3か月~1年)でもいいので海外で暮らす経験を積む

総合商社と聞いて「グローバル」を連想する方は多いのではないでしょうか。実際にその通りで部署にはよりますが英語を使う環境が多く、英語に慣れる意味でも海外経験を積んでおくに越したことはないです。

また、将来的に海外駐在の可能性もあるので、海外に暮らしたことがある経験値は語学の面だけでなく、生活の面でも必ず糧になります。

これは学生本人にとってだけではなく、採用側にとっての話でもあり、総合商社を志望しているのに海外経験が一切ない学生に対して志望度を疑ってしまう面接官もいると思います。

もちろん体育会や学業で忙しく時間がない、というほどそれらを頑張ってきた学生や、面接官を唸らせる目覚ましいアピールポイントがある優秀な学生なら海外経験がなくても面接通過できると思います。

しかし、言い方が悪いですが大したアピールポイントもなく海外経験もない学生は通過させるのが難しいというのが実情です。留学、ボランティアでも構わないので、そこで生活を営むことで面接で語れるエピソードも増えるでしょうし、是非経験を積むべきです。

②TOEIC900点を取る

さて、前段で英語について軽く触れましたが、どうせ海外経験を積んで英語に慣れるならTOEIC900点目指しちゃいましょう。900点=ペラペラという訳ではないですが、事務処理能力や努力できることの客観的証明になるので印象値はいいと思います。(逆に海外経験があって700点台以下とかだと基礎的な能力を疑われかねません)

個人的には②を達成するために①を経験するべきだと思っており、理由は海外で生活することで喋れないことの悔しさや、経験を無駄にしたくないという思いから勉強のモチベーションが上がるからです。

凡人には900点は取れないと思ったそこのあなた!決してそんなことはありません。TOEIC900点は努力すれば誰でも達成可能です。(筆者は元々海外経験のない純ジャパでしたが、3ヶ月のインド生活の後、700点台→900点台に点数を伸ばしました)英語の勉強法については後々の記事で述べたいと思います。

尚、英語圏以外の国に留学する方もいると思いますがその場合、その言語の公的な資格をとるのもいいと思いますが、個人的にはやはり英語の方が汎用性が圧倒的に高いのでおススメです。

③人生における自分が大事にしたい価値観、軸を明確にする

これに関しては商社に限らず、どこの業界の面接を受けるにせよ、また新卒時だけでなく転職を考える時にも当てはまる最重要項目と思っています。なぜこれらを深堀する必要があるか、それは「働く上でのモチベーション」を維持するために一番大切なことだからです。

基本的に志望動機は下記ロジックで構成するべきと考えており、

①自分はどのようなことに価値(モチベーション)を感じ、そのモチベーションを基にどのような強みを発揮し、周りに価値を提供できるか→②志望する会社でその価値をどのように実現できるか

①、②について明確に言語に落とし込むことで志望度を客観的に、強くアピールすることができます。採用側から見ても、いくら能力の高い学生でもここが明確でないと、熱意が続かずすぐに辞めてしまいそうという不安から採用に踏み切れないことが多いです。(最終面接で落ちる学生にこの傾向が多い)

逆に言うと能力は平凡な学生でも、自分の軸と志望動機を自分の言葉で語れれば「熱意を持って働いてくれそう」という期待値でスペックだけ高い学生を凌駕することができると思います。自分の軸を固めることで志望業界も明確になるでしょうし、是非取り組みましょう。

 

ここまで述べてきたことはあくまで私見ですが、結局何が言いたいかというと、「今が平凡でも今後自分なりに努力すれば成果は出る」ということです。たまに就職活動は運だという人がいますがきちんと努力、準備すれば必ず成果は出ます。

だからこそ、ここで努力できないのは本当によくないです!一生の間に多くの業界への挑戦権を得られることなんてこのタイミングしかないですしね。

 

ではでは本日はこの辺で。

 

コジオ

 

 

 

【大興奮】給料はたいてNBAプレイオフ ファイナルをコートサイドで観戦してきた話

こんにちは、コジオです。

 

先週末アメリカは28日がMemorial day(戦争で亡くなった兵士を追悼するため設立された祝日)のため3連休でした。

アメリカは日本と違って祝日少ないんですよね、日本は年間15日に対してアメリカは10日しかありません。

貴重な休日を活かすために、筆者は大のNBA好きであるため日々熱戦が繰り広げられているプレイオフを観戦しにいくことにしました。今回はその観戦の様子を紹介したいと思います。

 

今回狙いをつけたのはウエスタン決勝、ロケッツ対ウォリアーズの第6戦。リーグ順位1位と2位の好対決です。先に4勝した方が勝ち上がり、場合によっては5戦目までに決着がついてしまうケースもありましたが、幸い両者拮抗してくれたため無事試合が開催されることが決定しました。

それからチケットをサイトで検索し始めましたが、、、

た、高い!!!!

予想以上の高値に思わずPCの前で叫んでしまいました。ざっくりいうと以下3つの選択肢がありました。

①$300(約30,000円)で遠い席(2階席)・・・選手は豆粒!?くらい

②$800(約80,000円)で中距離の席・・・選手の動きは見やすくなるが臨場感はそれほど

③$1,500(約150,000円)でコートサイド席・・・コートがほぼ目の前。臨場感たっぷり

筆者は考えた結果・・・・

 

③$1,500(約150,000円)のコートサイド席

を取ることにしました。

元々筆者は高校時代サッカー部だったのですが昼休みはずっとバスケをしてるくらい好きで、大学時代はマスコミ系のサークルでバスケ部の取材を3年間続けていました。

NBAはあこがれの存在であり、アメリカに何年いるかもわからないのでこんな機会はそうそうないだろう!!ということで奮発することを決意。(同じマンションに住むアメリカ人の友達からはyou are crazy!!と連発されました)

 

では分かりやすく写真で紹介したいと思います。(会場はウォリアーズのホーム、サンフランシスコのオラクルアリーナ)

まず、コートサイドともなると入り口が違うんですね。

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関係者入り口・・・?と一瞬疑うような道を進みます



 

 

 

 

 

 

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VIP エントランス、高まりますね

そして席から見える様子がこちら!!

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近すぎるだろ!!!!!

臨場感やばいです。

まさしく夢の時間でした。

夢中になってたくさん動画も取りましたが、中でも最も盛り上がった瞬間の一つ、ウォリアーズの人気選手、ステフィン・カリーのキレキレドリブルとファンの熱狂ぶりをご覧ください↓

 

試合は115対86でウォリアーズの勝利。

いやー、、本当に、、、シビレマシタww

当日は興奮してなかなか寝付けませんでした。

しかも後から会社の同僚に教えて貰ったのですがテレビにも映っていたようです↓

駐在して2か月、早くも全米ネットデビューです。

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高いチケット代でしたが後悔は全くなく満足感が高いです。

アリーナの臨場感やアメリカならではのファンの熱狂ぶり、選手たちの華麗なプレイ、どれをとっても一級品で最高に贅沢な時間でした。(NBAは12分×4Qなので、1Qにつき3万円ちょいと考えるとすごいですよね笑)

 

今回の観戦を経験して思ったのは「好きなもの、目標のためにはとことん妥協せずお金、時間を投資すべき」ということです。冒頭の3種類の中で他の席を選んでいたらこれほど幸せな気持ちにはならなかったとお世辞抜きで思いました。

 

逆に言うとそれほど思い入れもないのに、日々の生活でなんとなく消費してしまっているものについては是非見直したいですよね。会社の同僚に誘われてなんとなく行ったお食事会で何の成果もなく、しかも会計も全額男性負担といったケースとか今思うと最悪です。(それでも淡い期待を抱いて参加してしまうこともあるのですが笑)

 

今回はウエストのファイナルでしたが、来年は全米ファイナルをコートサイドで観戦したいと思います。駐在して早くも贅沢をしちゃいましたし、アメリカは外食の単価が高いので本日から自炊生活をリスタートしてます。

ではでは今日はこの辺で。

 

コジオ