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商社マンの雑多なブログ

アメリカに赴任中の20代独身総合商社マンです。現地での仕事や生活、就職活動等について自由に書いていきたいと思います。

【内定しても気を抜くな!!】就職活動を終えた大学生が就職までにやるべきこと、やらない方がいいこと

 

こんにちは、コジオです。

今日は最近就職活動を終えられた大学生向けの記事を書きたいと思います。

テーマは"内定後、就職までの期間でやるべきこと、やるべきでないこと"です。


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内定後も勝負は続いている!?

もう八月ということで、既に内定を得て夏休みに突入、自由な時間が増えた学生も多いのではないでしょうか。

長く厳しい就職活動を終え、開放感から遊びまくっている方、すぐに研究三昧の生活に舞い戻りの方、バイトをしまくってる方など過ごし方は様々かと思います。

しかし、ここではっきり言っておきたいのは、就職までの期間で充実した時間を過ごすかがその後のキャリア、人生に大きく影響するということです。

もちろんまだ大学生なわけですから、全ての時間を入社後活躍するための活動に使う必要はありませんが、漫然と過ごすのではなく常に自分にとって意義のあることは何か?を考えながら生活したほうがよいです。

もちろん全ての学生の方が当てはまるのですが、とりわけ就職活動を熱心に取り組み、望ましい結果を得た人ほど注意が必要と思っています。

というのは、厳しい競争を勝ち残り素晴らしい会社から内定を得たという幸福感、安堵感から、油断して暫くガス欠になってしまいがちだからです。

かくいう私も就職留年の末第一志望の総合商社に内定を得た経験から、内定後は2年間苦しんだ就活というプレッシャーから解き放たれたこともあり、しばらく楽に、なんとなく生活してしまったという後悔が少なからず残っているので、その辺りの実体験も少し挟みつつ書いていければと思います。

やっておいた方がいいこと

①内定先の会社で必須とされている資格やスキルの取得

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多くの企業で入社まで、または何年目以内に何らかの資格を"取得必須"と定めていことと思います。

内定時点でそれが明らかになっているのであれば、内定者期間のうちに取得されることを200%おススメします。

というのも入社してからはただでさえ仕事を覚えるのが大変な上に、資格勉強まで同時に行うのは非常にハードだからです。

配属先での仕事に時間がかかる→隙間時間で資格の勉強、十分な時間を確保できず→試験に落ちる→また勉強する→仕事にも悪影響、という負のスパイラルに陥ってしまう危険性があります。

私の会社では簿記3級とTOEIC730点の取得が必須条件なのですが、実際に学生時代に取得せず、入社後苦しんでいる同期や後輩を何人か見てきました。

後は内定先の会社で必須としていなくても、自分で必要だと思ったスキルや資格があれば時間があるうちに勉強しましょう。

②OB訪問を続ける

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多くの方はOB訪問は就職活動中に行い、内定を得るために行うものと考えているかもしれません。

しかしながら、私は就職活動を終えた後こそ内定先社員の話を聞く機会を作るべきと考えます。

なぜなら、内定の次には自分がどこの部署に配属されるか?というステップがあるからです。

一部の専門採用を除いて、まだまだ大手を中心に多くの企業で一括採用→配属という形態をとっていると思われますが、何もアピール、行動しなければ、自分の配属先をただ運に任せることになり、あまりにもリスキーです。

特にこだわりがないのなら人事にお任せしてもいいかもしれませんが、「入社後のビジョンややりたいことはあるけど、どこの部門が理想かよく分からない~」という人はツテでも何でも使って色んな部門の人の話を聞き、自分の希望部署を明確にしましょう。

行動すればそれが人事の耳にも入り、配属決めの際に優遇してくれるかもしれません。

特に私が働く総合商社業界では"他部門は別会社"と例えられるほど配属先によって業務内容やカルチャーが異なるのでどこの部門を志望するかは重要ですし、いろんな社員の話を聞いて自分の配属先を明確に人事部にアピールした方がいいです。

インターン、企業バイト(なるべく長期)

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企業へのインターンシップもおススメ。

なぜかというと一度就職してしまうと期間限定で他の会社で働くということは難しいからです。

個人的には内定先の企業と業種、カルチャーが全く異なる業界でのインターンを推奨しますね。

例えば大手企業に就職するならベンチャー企業ベンチャー企業に就職するなら大手企業(難しければ異なる業種)という具合です。

就職活動の時点で大手か?ベンチャーか?については考えた上で入社先を決めていると思いますが、実際に働いてみてギャップを感じたり、新たな自分の軸を発見する、というのは往々にしてあること。

入社前に異なるカルチャーの企業でインターンしている経験があれば、ギャップを感じたときに転職すべきか否かの判断材料になるのではないでしょうか。

また、インターンも短期だとその企業の事を知るには不十分なのでなるべく長期間されることをオススメします。

社会人になってからの転職は安易にできるものではないので、学生の身軽なうちに就業体験を積むことをオススメします。

④元々頑張っていた部活動、研究

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①~③では社会人になってからのことを想定した意見ですが、同時に私は学生のうちにしかできない部活動や研究なども大いに取り組むべきと思っています。

もちろん大したモチベーションがないなら辞めて①~③の活動をした方がいいと思いますが、本気でやってきた活動であるならばその時間を大切に、卒業まで取り組み続けるべきかと。

部活動の場合、自分も、周りのメンバーも本気で取り組んでいるならば強い絆も生まれるでしょうし、卒業後定期的に顔を合わせる仲になり、それは大きな財産になると思います。(結果的に仕事で役に立つこともあるかも?)

研究の場合個人でやることも多いと思いますが、論文作成に用いる仮説を立てて検証、実行するスキルは社会人になっても重要なので取り組む価値はあると思います。

⑤長期の海外旅行

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長期の海外旅行も学生にしかできないことだと思います。

社会人になったら2週間以上の休みを取ることはなかなか難しい。

自由な時間があることはうらやましくて時間を金で買いたくなります。

だからこそ学生の比較的時間があるうちに海外旅行に行っておくべき。

また時間があるからこそアジアなどの近場の国を短期間で攻めるよりも、ヨーロッパや、南米、アフリカなど遠くの国か、近場の地域でも長期間の周遊で行くことをオススメします。

見知らぬ土地への旅ではハプニングがつきものですが、何か後々の笑い話になるような経験ができるといいですよね。

ちなみに私は卒業旅行で南米のペルー、ボリビアへ行ったのですがブログでは書けないような危ない経験をしてきました、、、

 

やらない方がいいこと

①飲食店アルバイト等誰でもできる仕事

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突然ですが、社会人と学生の大きな違いって何だと思いますか?

色々あると思いますが、私は大きな違いの一つに"時給"に対する感覚のシビアさがあると思います。

みなさん、就職して折角働くなら高い給料を得たいですよね?

給料が高くなるかどうかは基本的に自分にどれだけのスキル(若いうちはポテンシャル)があって、どれだけの希少価値があるか、で決まると思っています。

多くの大学生がただ自分の時間を売って飲食店などのバイトをしていると思いますが、それよりも自分のスキルの幅、深さを極める活動をした方が将来的に年収の高い会社、役職に就けて結果的にお得になると考えます。(将来飲食店を経営するとか明確な目標がある方は別)

そういう意味でやったほうがいいこと③のインターンは給料も貰えてかつ社会人で必要なスキルも見につけるチャンスがあるから一挙両得ですよね。

 

②合コン三昧(特に男子)

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「よっしゃ!〇〇商事(〇〇堂)から内定貰った!!これから内定ブランド活かして合コンしまくるぜ!!!」

こんな感じで一流企業から内定を貰って鼻息が荒くなっている学生もいらっしゃるかと思います。

もちろん楽しむことは大いに結構ですが、個人的には特に男子大学生の場合学生時代に合コンしまくることにそこまで価値はないんじゃないかと思っています。

内定者時代に組む合コンっておそらくほとんどは友達経由で相手も同い年の別会社の内定者というケースが多いと思います。

これって相手が"似た”ジャンルになりやすいんですよね。

合コンは社会人になってからもできますし、社会人の方が年齢、職業など人脈の"幅"は広がりやすいので面白いと思います。

ていうか一流企業に内定しても所詮学生なので同世代にしかモテません。戦闘力が低い状態で合コンしても面白くないのでは?

逆に女子の場合は、今ある"女子大生ブランド"を駆使して色んな業界の年上の方の話を聞いて勉強しつつ奢ってもらうというのはありな気がします。(これってパパ活か?)

③引きこもる 

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これは個人的な反省談の色が強いのですが、笑

私は2年間就職活動というプレッシャーと戦ってきました。

特に失敗の許されない2年目では"不退転の決意"で四六時中就活のことだけ考え、行動してきました。

そうして結果的に志望していた総合商社から内定をゲットできたのですが、プレッシャーから解放され、心理的に暫くガス欠になってしまい、当時は大学も休学していたので一か月くらいバイトもせず家にひきこもってYoutubeでひたすらスラムダンクを見ていました。

休むことも多少必要ですが、今思うともう少し有意義に使うべきだったんじゃないかな~と思ってます。

就職活動に熱心に取り組み良い結果を得た人ほど、充足感から足を止めてしまいがちと思います。

リフレッシュも大事ですが、どうせ就職活動中に意識高く行動してきたなら内定後も意識高くしていきましょう。

人間、歩みを止めてはいけないのです。

最後に

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ここまで内定者期間中の過ごし方についてのおすすめ、注意点を述べてきました。

総じて言えるのは、「みなさんの時間は思っているよりも"貴重"ですので、その時間を無駄にしないようにしましょう」、ということです。

今振り返っても内定~就職の期間ほど自由に行動できることってないです。

だからこそ、この期間を有意義に過ごせば就職後周りとの差をつけることが出来ます。

この記事を読んで充実した生活を送ってくれる方がいたら幸いです。

卒業までの時間を有意義に楽しんでくださいね!