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商社マンの雑多なブログ

アメリカに赴任中の20代独身総合商社マンです。現地での仕事や生活、就職活動等について自由に書いていきたいと思います。

【中米旅行記Part1】パナマシティは運河収益に支えられたカオスな街だった

こんにちは、コジオです。

先日遅めの長期休暇を頂いており中米旅行にいってきました。

今回はその第一弾としてパナマの首都、パナマシティの観光記です。

 

パナマは中米に位置しており、北米と南米を陸続きで繋いでいる大陸の南寄りに位置しています。

この国で有名なのは何といってもパナマ運河です。

この運河によって、本来なら陸続きになっているため不可能だったカリブ海と太平洋間の行き来ができます。

これが貿易上とても役立つわけで、例えば最近LNG液化天然ガス)の輸出が目覚ましいメキシコ湾から日本への航路でいうと、パナマ運河経由がアフリカ最南端の喜望峰ルートに比べて15日ほど短くなるんです。

 

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私も商社マンをやっているので貿易の要所として有名なパナマ運河には以前から興味を持っており、今回Panama Marine Adventures が行うクルーズに参加してきました。

通常だったら許可された船しか通過できないところを、週末のみ観光船が運行しており、運河を走り有名な水門を通過することが出来るのです。

早速開門風景をご覧いただきたいのですが、まずは前提として開門の仕組みについて分かりやすい動画がありますので紹介させて頂きます。


パナマ運河の仕組み

水位の高いカリブ海側から低い太平洋側への移動の場合ですが、

①船が水門に到着、後方の門を密閉する

②前方の門の穴から排水する(動画に穴はありませんが実際の門には穴があります)

③水位が下がったところで前方の門を開門、通行する

④通行後、今度は前側の門を密閉し今度は後方の門を空け、水位を元の高さに上げる。

という手順になります。

 

それでは実際の開門風景をご覧いただきましょう!!

 

船が段々と水門に近づいていきます

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水門に到着しました。この時点で後方の門を閉じ始めます。

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 後方の門が閉じられたところで前方の門から排水を開始、段々と水位が下がります。

www.youtube.com

水位が下がりきったところで第二の門も開門、開いたら船が運行します。

www.youtube.com

後方の門はがっちりと密閉されています。

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こんな感じで大迫力の開門風景に圧倒されてしまいました!!

その後日本の船(日本郵船)も発見し、日本企業の健在ぶり?も見れて大満足のクルーズでした。

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さてさて、クルーズはそんな感じで終えましたが、パナマのもう一つの大きな特色が無数に乱立した高層ビル群です。

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少し遠くからですが多くの高層ビルがあり、建設中のものも多かったです。

このようにビル群が発展したのはここ20年程度、転機は1999年に運河をアメリカから完全返還、通行料金の収入権利を得てからのようです。

これだけの建設ラッシュを実現させる運河収益の力の強大さを感じました、、

ちなみに夜はこんな感じ。

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このビル群があるエリアは「新市街」と呼ばれています。

中々凄いですが、やや明りが少ない気も。

「中米のシンガポールと言われるパナマですが、さすがに本家と比べると若干見劣りします。

ビルもたくさん建設したはいいものの、空室率が結構高いらしい。

実需を追い越してビルを乱立させる、やや無計画な点に新興国感がにじみ出てますね。

さて、こんな派手さを見せる一面もあるパナマですが、一方で「旧市街」と呼ばれる歴史的な地区もあります。(新市街から車で10分ほど)

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 高層ビルが立ち並ぶ新市街とは打って変わって、小ぢんまりとしたカラフルな建物や、教会など歴史的な建造物も多い。

パナマは元々スペイン植民地の基地だったのですが、その時代の繁栄ぶりが窺える中々見応えのある街並みでした。

現在は観光用にコーヒーショップやバーなども多く開かれており、散歩していて楽しい街です。

しかし、この地域は中心部から一歩外れるとスラム街もあり治安が悪くなるので注意が必要。

マネー潤う新市街から一転、スラムを含めた危うい香りのするエリアも共存していてなんだか混沌とした街だなあと。

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さてさてそんな新旧入り混じったパナマシティですが日程の関係でわずか一日で離れることに。

少しバタバタでしたが、パナマシティだけだったら新市街と旧市街の距離も近いのでクルーズ含めて一日で十分という気もしました。

そしてやはりパナマ運河クルーズは見どころ感MAXなのでぜひお勧めしたいです。

第2章へ続きます・・・

 

コジオ

カジノに見た投資における”元本金額"の大事さについて

こんにちは、コジオです。

先月のアラスカ旅行で割と贅沢な旅をしてきたので(国内旅行なのに費用12万くらいしました・・・)、今月は遠出をせずおとなしく過ごしています。

しかしちょっとそれだけでは物足りないので町はずれにあるカジノに行ってきました。

人生一の大勝

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私はカジノではブラックジャックを主戦場にしています(それしか分からないというのもあるのですが、、、)。

ブラックジャックのルールについては知ってる人も多いと思うので割愛しますが、この日はすこぶる調子が良かったです。(ルールはコチラが分かりやすいです【完全解説】世界一わかりやすいブラックジャックのルールと遊び方 │ カジノの王様 )

最初は$100を元手に始めましたが、序盤から自分がSTAYしたらディーラーがBUSTしたり、ダブルダウン、スプリットなどの戦法がよく決まったこと、

また、私は色盲持ちで別が一瞬でつきにくいのですが、たまたま赤のコイン($5)と緑のコイン($25)を間違えて高額Betしたゲームで勝利するなど予期せぬ幸運!?も味方したこともあり持ち金は$300まで増えました。

 

ここで更に勢いづかせるため、私は従来やったことない戦法を取ることにしました。

そこのカジノ台では通常のブラックジャックだけでなく、ポーカーのルールを適用してチップを賭けることも出来たのです。

 

例えば、、

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)が同じ絵柄(フラッシュ)

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)の数字が順番(ストレート)

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)の数字同じ(スリーカード)

・プレイヤーの手札(2枚)とディーラーの最初の手札(1枚)が同じ絵柄かつ順番(ストレートフラッシュ)

 

といった具合で当たりが出た場合は掛け金の10~20倍近くのコインが貰えます。(配当は当たりの内容、絵柄にもよる)

という訳で本業のブラックジャック$15(最低掛金)と別に$5の少額チップをポーカーに賭け始めたのですが、これが結構良かった。

確率は低いので当たる回数は少ないのですが、当たった時の勢いは計り知れず少額投資の割にはよいリターンを得ることが出来ました。

 また、このポーカーBetは自分の手札だけでなく、同じテーブルの他のプレイヤーに賭けることもできます。

私は隣の席に座っていた白人女性の手札にも時折チップを賭けようとしたのですが、その方に「私の手札は地味で運が回ってくることはないわ。辞めておきなさい。」と言われたこともあり暫く自分の手札でのBetを続けていました。

そうして何ゲームか続け、一緒に来ていた友人とそろそろ帰ろうか、、と一番最後のゲームで私はブラックジャックに$50の大額投資、そして何かに導かれるように「I trust you!」と横の女性に語りかけながらその手札に$5ポーカーBetすることにしました。

 

そして、

なんと、、

ブラックジャックかつフラッシュという奇跡が起きたのです

 

その瞬間興奮していまい、思わずその女性とハグしてしまいました。

このゲームだけで$150くらい儲け、トータルで$100が$800に。

こんなに勝ったのは生まれて初めて、終わった後の祝杯のビールは格別でした。

 

 勝因を振り返って

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 さて今回大勝した要因を振り返ると、もちろん運に恵まれたのもあるのですが、元手が$300に増えてから分散投資ブラックジャック&ポーカー)に切り替えたことが大きかったと思います。

ブラックジャックとポーカーでは手札の強弱に相関性がほとんどありませんので、よいリスク分散になったかと。

また、原資が増えたことで心に余裕ができ、ヒット(手札を追加すること)とステイ(手札を追加せず、今あるカードで勝負)の判断のブレにくくなったこともあります。

資金が少ないと数回の負けで底をつきそうになり心に余裕がなくなる。

すると、これ以上損したくないという気持ちからヒットすべき場面で必要以上にBUSTを恐れてSTAYしてしまったりしがちなんですよね。

カジノはメンタルスポーツ、自分との闘いでもあります

投資でも元手の大きさが重要

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ここで少し投資の話にも応用させたいのですが、カジノと同様に投資においても原資産の大きさが非常に重要になってくると思っています。

理由は下記の3つです。

①色んなジャンルに分散投資しやすい

元出の額が大きくなることで、いろんな種類の投資にお金を突っ込めますよね。

株やFX、仮想通貨など様々なジャンルがありますが、それらに浅く広くお金を投資しておくことで、どれかのマーケットが吹いたときに利益を得ることが出来ます。

最初から伸びるマーケットに全額投資すればいいじゃん!という方もいるかもしれませんが、それはあまりにもリスキーなので、アンテナを張って色んなマーケットに手を出して様子を見る、利益が出たら確定するというやり方が安全で効率もいいです。

仮想通貨がいい例ですが、ビットコインは1年半前は1BTC=$1,000だったのが、昨年のピークは約1BTC=$20,0000と20倍近く増加しており、5万円だけでも投資していれば100万円になっていたワケです。

 

②還元率が低くてもリターンの額が大きくなる

例えば投資の利回りが3%として、原資が1万円の場合利益は300円、100万円の場合利益は3万円と大きく変わってきます。

利回りが低くても元手が大きければ利益の幅が大きくなるのです。

 

③心に余裕が持て、損切や利益確定の判断がブレにくくなる

原資の大きさ=心のゆとりの大きさであり、元手が大きければ焦って誤った判断を下すリスクが少なくなります。

例えば同じ5万円の損でも、元手10万円と元手100万円とでは全く心理状況が異なるでしょう。

前者の場合、自分の資産が半減したことを受け入れられない気持ちから、損切り(これ以上の損失を防ぐため商品を売って損失額を確定させること)出来ずマーケットの回復を信じて保持、結果更に損失拡大といったこともよくあります。

一方で後者の場合は5万円程度の損失はそこまで痛くないので、落ち着いて判断することが出来ます。

元手が少ない大学生や若手サラリーマンは投資するべきではないのか

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じゃあ元手が少なかったら投資はしない方がいいの?とい声があるかもしれません。

しかし私はそんなことはないと思っていて、失くなってもいいと思えるくらいのお金(全資産の10%など)であれば積極的に投資すべきと思います。

なぜかというと、自分でリスクを取って投資することで積極的にニュース等で情報収集するなど能動的になり、その行為自体がノウハウとして自分に蓄積されていくのです。

やはり何でもそうですが、自分からリスクを取ることで人はより主体的になりますし、仮に失敗したとしても記憶に残り、今後の教訓として生かすことが出来ます。

長い人生、多くの人にとってお金の管理は重要なスキルになりますので、若いうちからやっておいて損はないかと。(もちろんそこばかりに気を取られて、自分自身の能力やスペック向上に励まないのはNG)

 

カジノから派生して色々書いて少し長くなりました・・・

とりあえず私も暫く投資に励み、次回はためたお金でカジノの本拠地、ラスベガスに出陣したいと思っています。

 

コジオ

 

 

 

 

【地球温暖化の最前線を目撃】アラスカ旅行記Part3~アンカレッジ編~

こんにちは、コジオです

3回に分けて綴るアラスカ旅行記今回がラストパートになります。

 

さて、前回はデナリ国立公園で野生動物を見たところまでお話ししました。(前回の記事

【大自然への切符を求め交渉】アラスカ旅行記Part2~デナリ国立公園編~ - アメリカ商社マンの駐在生活と就職活動について語るブログ

バスツアーが終わったのが夜23時前、元々予定に融通効かせるため敢えてホテルを予約してませんでした。

デナリ周辺でホテルをとることも考えましたが、翌日午前にアンカレッジ近郊の港から氷河クルーズに参加する予定だったので、なるべく近づくために疲れを押して深夜ドライブすることにしました。

 

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デナリ→アンカレッジは大よそ4時間程度なので深夜3時ころにはアンカレッジに到着する目標で交代で運転開始しました。

眠たい目をこすりながら道を進んでいくんですが・・・

マジで周りに何もない。

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建物もほとんどないので光はなく、暗闇の中月明りを頼りに進んでいく感じでなんだかスリルがありました。

そんな明かり一つない環境だからか、星がものすごく綺麗なんです。

緯度の高さもあってか凄く近い距離間でダイナミックに見ることが出来ました。

綺麗な夜空を眺めつつ快調に飛ばしていったのですが、深夜になるにつれ我々の疲労も濃くなり。。。

そして目的地のアンカレッジまであと20分というところでハプニングが発生しました。

もう少しで到着や!と最後の力を振り絞って飛ばして運転していたのですが、突如野生のムースが道を横切ってきたのです!!

道が暗かったのと、オーディオ操作をしていたため気づくのが遅れてしまい、ほとんど衝突、というところまで接近しましたがハンドルを急転回して間一髪回避できました。

あまりにもびっくりして写真を撮る余裕もなかったのですが、イメージはこんな感じです。↓


ヘラジカを撃墜

ビックリしすぎて眠気が一気に吹き飛びました。

このムース(別名ヘラジカ)、普段は温厚で人間に危害を加えることは少ないが、一旦こちらを「敵」とみなすと襲い掛かってくるケースもあり、運転中の衝突で怒らせ、車に襲い掛かってくる事件も頻発しているとか。。

生きていて良かったです。

 

そんなハプニングドライブも終わり、無事アンカレッジに到着。

仮眠する宿を探すことにしました。

しかし既に深夜の3時ともあってクローズしているところもあり、、いくつか探した後ようやく古いモーテルに空き部屋を発見。

3人で一泊$110と休めだったし、一刻も早く寝たかったので即決しました。

しかし安い理由が分かりました、、、

  • シャワーが出ない 
  • 変なにおいがする
  • なぜかリビングに浴槽がある(扉なし)

イメージで言うと超おんぼろなラブホといった感じです。

ピットブルの有名曲、Hotel Room Service」ではホテルで、モーテルで〇リまくろうぜ!!みたいな歌詞がありましたが、確実にモーテルは歌詞から省くべきだと感じました。

 


HOTEL ROOM SERVICE - Pitbull

 

風呂も入る気にならない(というか入れない)ので、我慢してさっさと寝ることに。

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仮眠したモーテル

そして3、4時間ほどの仮眠を取って起床し、氷河クルーズの発着地であるスワードという港町に向います。

ここではひたすら海沿いの道を走るのですが景色がすごく良いんです。

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まるで湖みたいですがこれは入江の一部になっていて、干潮、満潮時で水位が10mも差が出るとか。

行きも帰りも同じ道を通ったのですが、朝の方が満潮に近く、水面に景色が反射する感じがとてもきれいだったのでおススメです。

この海岸通りを過ぎた後はひたすら山道を進み、およそ2時間半くらいで到着。

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スワードはこじんまりとした田舎の港町、という感じでなかなか雰囲気は良かったです。

ただ、出発時間が差し迫っておりプラプラする余裕もなかったので、さっさと乗車券を手に入れて乗船することに。

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ちなみにこの日は今回の旅行で初めての晴天!!

晴れの日がこんなに嬉しかったのは初めてかもしれません。

しばらく爽快なクルーズを楽しみ、1時間半くらいたったころ、目玉であるホールゲイト氷河に到着。

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迫力が凄いですね。。

この氷河は地球温暖化の影響を受けて日に日に崩れ落ちています。

この日も快晴だった影響か、次々と崩れ落ちる光景を目の当たりにしました。

氷河がまさに崩れ落ちる瞬間を激写した、下記動画を是非ご覧下さい。(少々ぶれており申し訳ありません)


アンカレッジ(アラスカ)の氷河

この光景はとても印象的でした。

そしてその後は海の動物をいくつか見れました。

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のんびり泳ぐシャチや、

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岩の上でたむろしているアザラシなど。

 

ちなみに季節によってはクジラが見れることもあるらしいのですが残念ながら今回は出現せず。

しかし大迫力の氷河や珍しい海洋動物を見ることが出来たので総じて満足し、クルーズを終えました。

 

さてさて3回に分けてアラスカ旅行記もこれで終わりになります。

振り返ってみると、、

  • 氷河や広大な山など大自然を堪能できた!
  • 野生動物も見れた!!
  • 車でムースに激突しかけるなどアラスカならでは?のハプニングも体験できた!!!

という感じで全体的に満足できる旅行でした。

しかし、やはりどうしても悔いが残るのは、、、

オーロラが見れなかったことです。

こればっかりは天候の運も大きいのですが、

オーロラを確実にどうしても見たい方は冬季に長期間(最低でも見れる場所で3泊程度)で行かれることをオススメします。

 私としては赴任期間中にもう一度リベンジするつもりです。

北米だとアラスカ以外はカナダのイエローナイフが有名なので、その辺りに挑戦してみたいですね。

オーロラ体験記を楽しみにして頂ければと思います。

 

コジオ

【大自然への切符を求め交渉】アラスカ旅行記Part2~デナリ国立公園編~

こんにちは、コジオです。

8/31~9/3にいってきたアラスカ旅行記の第二編です。

 

さて、前回の記事では旅行初日に予定していたオーロラ鑑賞が天候不良もあって、深夜3時ころまで粘りましたがまさかの見れないという結果に終わる、ところまで書いてきました。

【憧れのオーロラ鑑賞!のはずが・・・】アラスカ旅行記Part1~フェアバンクス編~ - アメリカ商社マンの駐在生活と就職活動について語るブログ

失意の夜が明け、10時ころ目覚めた我々は今後の旅程について相談することに。

まず前提として、帰りの飛行機は南部のアンカレッジ空港からの便を予約しており、最低でも4日目の午前にはそこにたどり着く必要がありました。

位置関係は下記の様な感じで、フェアバンクスからアンカレッジまで車で約6時間、途中でアラスカ最大の国立公園であるデナリにも立ち寄りたい・・というところ。

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選択肢としては、、

①フェアバンクスにもう一泊してオーロラ鑑賞する

②オーロラはあきらめて南部へ移動

がありましたが、天気予報を見たところ2日目の夜も曇りのため、オーロラ出現の可能性が低いと判断し、②の移動を取ることにしました。

オーロラ鑑賞は旅の目玉だったので泣く泣くの決断ではありましたが、時間が限られているのできっぱり取捨選択することも必要とジャッジ。(泣く泣くですが・・・)

 

ただ、今回の旅の目的はオーロラだけでなく、

  • ムース、グリズリーなど野生の珍しい動物を見る
  • 氷河を見る

というのもあったので、次なる目標達成のため切り替えていこう!!ということでまずは大自然と野生動物を見れるデナリ国立公園に向けてドライブすることに。

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延々と続くだだっ広い大自然の中を運転すること約2時間半、途中食糧を調達しにスーパーに行ったりしてたら到着は3時過ぎになってしまいました。

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さて、デナリ国立公園のビジターセンターに到着しました。

ここデナリの驚くべき点は敷地の広さであり、なんと四国より大きいのです。

一般車の立ち入りは一部の区域(入り口から20kmくらいまで)しか許されておらず、それより奥に行くにはシャトルバスを利用する必要があります。

早速カウンターで確認するとちょうどよく4時発6時間ツアーの最終バスがありました!

めっちゃタイミングいい!と思いフロントの方に聞いてみましたが、、

おばさん「チケットは残り2枚しかないよ。ちょうどたったいま集団で7枚売れたところさ」

我々「・・・」

我々男3人旅だったので1枚だけ足りなかったのです!

バスのチケットは事前予約もできるのですが、元々オーロラの状態によって予定が変わる可能性もあり予約せずにいたのですが、甘かったです。

何という不運だ!

朝デナリに行くと決めた時点で電話しておけばよかった・・・など思いましたが後悔しても何も始まりません。

悩んだ結果、「とりあえず2枚チケット確保し、キャンセル待ちに期待する」という戦法を取ることにしました。

そして出発時間が近付きシャトルバスが停留所に到着。

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そこでバスの運転士に一席空いてたら入れてくれないか?直談判したところ、

「空きがあるからいいよ!!」と快諾してくれました。

オーロラに続きデナリもNG・・となったら悲劇でしかないので、思わず反動から「YOU ARE GOD!!」と運転手と握手してしまいました。

簡単にあきらめずに粘ってみるものですね。

無事ツアーに参加しデナリの大自然へ向かうことに。f:id:kojiousa:20180910064308j:plain

序盤は平たな道を進んでいきます。

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段々と険しい道に。少しでもスライドしたら崖から落っこちそうです。

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険しい道を越えて見れる広大な山々。

この時点で出発後約2時間ちょい、標高が高く、夕暮れが近づいてることもありメチャクチャ寒かった。

天気が残念です。

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野生のグリズリーやムースも見ることが出来ました。

そんな感じで6時間のツアーは終了。

ビジターセンターには10時半ころに到着、辺りもすっかり暗くなっていました。

見どころは多く十分に楽しめましたが、園内一の高山であるデナリ山(標高約6200M)を見るにはより奥地に行ける往復12時間コースのバスじゃないと厳しいようで、時間が十分にありデナリを思う存分満喫するのであればそちらをオススメします。

往復12時間ってどんだけ長いんだよ!って思うかもしれませんが、この公園の規模の大きさを物語っていますね。

 

さて、2日目の観光を振り返ると、デナリでのバスのチケットが取れないというハプニングがありましたが、必死の交渉で復活、楽しむことが出来たのでよかったです。

ただ結果は良かったですが予め予約しておくことの大切さも痛感しました。。

何事も準備は早めが大事ですね。

 

つづく

 

コジオ

 

【憧れのオーロラ鑑賞!のはずが・・・】アラスカ旅行記Part1~フェアバンクス編~

こんにちは、コジオです。

先日9/3はLabor day(労働者の日)のため祝日でした。

アメリカでは祝日が少なく、連休が非常に貴重なため今回も遠出をすることに。(前回は5月にNBAを観戦

【大興奮】給料はたいてNBAプレイオフ ファイナルをコートサイドで観戦してきた話 - アメリカ商社マンの駐在生活と就職活動について語るブログ

今回の目的地は、、、アラスカです。

アラスカはアメリカでもっとも北に位置する州であり、地図で言うとここらへん。

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アメリカ本土からの遠が、そして面積の広さが一目でわかると思います。

総面積は約148万㎢と全米第一位、日本の約4倍を誇ります。

なんでそんな離れたところに国土があるの?という疑問が出るかもしれません。

ここアラスカは元々ロシアが発見、占領していたのですが1867年にアメリカが当時の国家予算の三分の一にあたる価格で買収した背景があります。

当時アメリカ国内では寒さが厳しく農業にも不向きな地の買収批判の声もありましたがところがどっこい、後に金や石油などの資源が取れることが分かり一大収益地となったのです。

さてさて、今回旅の目的は主に3つ。

  • オーロラを見る
  • ムース、グリズリーなど珍しい動物を見る
  • 氷河を見る

アラスカは気温が低く自然が豊富ということで、その土地ならではの動物や氷河などの自然風景を見ることが出来ます、

そしてなんといってもオーロラ!!

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一生に一度はこんな幻想的な景色が見れたら最高だな・・・となんとなく思ってきたのですが、オーロラはノルウェーやカナダなど北部の地域でないと観測が難しい。

日本から行くにはハードルが高いけどアメリカからなら比較的短時間で行ける!

しかもアラスカのオーロラは9月でも観測できるらしく、その時期なら夜も気温は0度くらいと寒さもそれほど厳しくない(冬はマイナス25度くらい・・)ということで、この時期にいくことにしました。

日程は8/31~9/3の3泊4日。1日だけ休みをとって連休に繋げました。

ということでまずはオーロラの見えるフェアバンクスという町に向かったのですが・・・とにかく移動に時間がかかる。

私がいるコロラド州からはシアトルを経由して飛行機でおよそ8時間程度。

直線距離ではざっくりですが日本からインドと同じくらいの距離感です。

これが同じ国というのが信じられません。

長い移動の末フェアバンクス空港に到着。

空港では早速ホッキョクグマがお出迎え。

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そしてレンタカーを借りて空港を出発!

直前までの天気予報では曇りの予定ということで、晴れていないと観測が難しいオーロラを見れるか不安視していたのですが、幸運なことに現地は晴れました。

これはオーロラきっとみれるぞ!!と胸は高鳴るばかりです。

ただ、夜まで時間があったので暫く観光することに。

まずはアラスカ縦断原油パイプラインへ。

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このパイプラインは北極海から南の港までアラスカ全土を縦断しており、長さは約1300km,人口建造物としては万里の長城に次ぐ世界第2位の長さだそうです。

とんでもない長さですね。

そしてまだ日の入りまで時間があったので(夜九時ころ)宿の近くのはいいキングコースに行くことに。

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自然にあふれたコースをトコトコ歩き、

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途中リスにあいさつしたりのんびり進みながら頂上へいくと、f:id:kojiousa:20180906135022p:plain

こんな素晴らしい景色が待っていました。

スケールでかいですね~~

そして自然を堪能した後は宿に向かいました。

初日はチナ・ホットスプリングス・リゾートに宿泊。

こちらの宿は水着で入る露天風呂があることで有名で、チェックイン後早速入りに行きました。

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少し暗くて分かりにくいですが男女混浴の温泉となっていて、グループできている旅行者が輪になって談笑していました。

温泉に浸かりながらオーロラ鑑賞出来たら最高だな・・なんて期待を抱きつつ、一旦上がることに。

そしてロッジに向かう途中で衝撃の光景を目にすることに。

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野生のムース(ヘラジカ)が突如近くに現れました。

写真だと距離がありますが、このムース、身長が2メートル近くもありとても巨大。

アメリカやカナダでも毎年死亡事故が起きているとのこと。

普段は狂暴ではないが、敵とみなした場合人間にも攻撃してくることがあるらしく、こんなとこに野放しにしていいのかよ!と思いましたがこれも大自然の中ならではなのでしょうか。

ビビりましたが無事ロッジに戻り、オーロラ鑑賞が期待できる深夜0時ころまで待機することに。

そして深夜になり外に出て様子を見てみましたが・・・

まさかの曇り空。 

フェアバンクスは晴れが多いことで有名だったのにこれは不運・・・

それでもじきに晴れるんじゃないかと期待を込めて待機所に籠ることに。

そこにはツアーで来ている日本人がたくさんいました。

 少し話してみると、どうやらこれがフェアバンクス滞在4日目だがすべて曇りのためオーロラはまだ一度も見れていないとのこと。

これがオーロラツアー参加3回目というおばちゃんには、「一日でオーロラ見ようなんて甘いこと言ってるんじゃないわよ!!」

と説教されてしまいました。。

まあ確かに日本からはるばる計画を立てて来ている方に比べると、

・出発2週間前に行先を決めた

・滞在は1日か2日のみを予定

という我々は甘ちゃんに映ったのでしょう。。

結局3時ころまで粘りましたがオーロラは見れず。

唯一取れた写真がこちら。

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なんだかよくわかりませんね。。。

宿の人に話を聞くと「9月でも見れる可能性は割と高いが、やはりより気温が下がり晴天日も多い冬季(11月~3月)の方が見やすいのも事実」というコメントでした。

結局この日の観測は難しいと判断し、明日以降の観光に備えるため寝てしまいました。。

無念です。。。

 

つづく

 

コジオ 

【日本男子=モテないは嘘!?】日本人がアメリカでモテるために心がけるべきこと

こんにちは、コジオです。

最近少し更新が途切れてしまいました、、

ギアを取り戻していきたいと思います。

 

さて、アメリカ入国後3ヶ月以上が過ぎ生活も 落ち着いてきたので、最近の私生活では現地女性との交流を楽しんでいます。

以下特別にデートの風景を一部公開。

 

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雄大な山を背景にした湖のほとりで

 

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のんびりピクニックしたり

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エサを狙う可愛いリスに癒されたり、

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昼間から外でビールを飲んだりと、、

 

日本とはまた違ったスタイルのデートを楽しんでいます。

私は独身で駐在することが決まっていたので、赴任中の一つの楽しみである、現地の女の子といい感じになる!!ということを実現でき非常に喜ばしく思ってます。

とはいえアメリカにはデーティング期間という特有のスタイルがあり、毎日のようにメッセージをやり取りし、ご飯に何度も行ってるけど正式な告白はせず付き合ってるかどうか分からない状態、、、

いわば付き合う前のお試し期間のようなものが存在し、私もそのステータスにあるので正式な彼女ではありません。

しかし、アメリカ人の女の子から異性として親睦を深める対象にされるステージに登れたことはポジティブにとらえています。

日本人の男は海外ではモテないのか!?

一般的に日本人の男はアジアはともかくアメリカやヨーロッパではモテないというイメージが強く、私も赴任前は多くの先輩や友人から「女はともかく男はアメリカで日本人はモテないし、彼女作って結婚した方がいいんじゃない?」という言葉を貰いましたが決してそんなことはありませんでした。

今回はアメリカ含む海外でガールフレンドを作るためにした行動、心がけたことをお話しします。

は?ただのリア充アピールか?と思われるかもしれません。

しかし会社の同僚や友人など、独身駐在に対して過剰な恐れを抱いている人が多いと感じており、その不安の原因の一つが現地で彼女を作ることをハードルに捉えていることです。

そういった方たちが独身駐在をポジティブに捉えてくれたらな、、という期待を込めて書いていきます。

マッチングアプリでひたすらいいね!する

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のっけからゲスな感じすみません笑

とにもかくにもまずは女性と出会わなければ何も始まりません。

しかし入国したてで現地の親しい友人もいない場合、知人の紹介は難しい。

でもご安心を、テクノロジーが発達した現代ではツテがなくてもマッチングアプリで異性と簡単に知り合えます。

アメリカではいくつもの出会いアプリが流通しており、ライトな出会いを求めるTinderや、少し真面目なBumble、更には東洋人同士の出会いに特化したEastMeetEastなどがあり、用途に応じてアプリを使い分けることが可能です。

 

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使い方のコツとしてはとにかくまずはひたすら何も考えずいいね!をしまくること。

多くの人は一人ひとり写真を見ていいねか無視か判別していくと思いますが、それは高いスペックと容姿を持った恋愛強者ができる戦法です。

私も日本時代は商社マン×恵比寿在住という2種の剣で、謎の選民思想が働きアプリでは女性を選り好みしていましたが、ここアメリカでは会社のブランドは全く通用しません。

更には日本人は現地の女性が好む男のルックス・逞しさという点で米人や欧州系の男と比べると劣るため弱者の戦い方をすることが必須です。

まずはマッチありき、マッチした中で自分の好みや波長の合う女の子を選別していく。

そのためにはまずはひたすらいいねをしましょう。

例えば、高校球児は毎日指にマメができるほど素振りをしますよね?

バットを振らなければ何も始まらないのと同じで、スワイプしなければ何も始まらないのです。

私は主にTinderを使ってましたが毎日無心で右スワイプを続けた結果、親指に関節痛が発生しました。

高校球児であったら甲子園に出場していたかもしれません。

 

ていうか自動でいいねしてくれるシステムあれば便利なんですがね・・・誰かご存じないですか?

 

あとは日本から来たばかりで現地の面白いところに行きたい!というのを積極的にプロフィールやマッチ後の会話でアピールした方がいいですね。

個人的にアメリカ女子は日本女子と比べてホスピタリティ精神に優れている、と感じており、アピールすれば現地の人がおススメスポットに連れて行ってくれたりします。

 

②自分からリードする姿勢を持つ

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男性が積極的にリードする、これは日本でもデートにおける基本だと思ってますが、アメリカに来ると尚更その重要性を強く感じます。

アメリカ人の男性はデートにおける女性へのホスピタリティ精神は尋常ではなく、ドアを開けて先に女性を通すレディファーストは当たり前、家が多少遠くても車で迎えに行ったり、デートのプランを考えたりするのも基本的に男性の役目。

こういった男性との競争を勝ち抜かなければならない訳ですから、英語が不自由だとか場所をよく知らないとか言い訳は通用せず、自分なりに考えてリードする姿勢が肝心です。

逆に言うとそういったビハインドを背負いながらも頑張ってリードする姿を見せれば、「この人は不慣れな環境なのに頑張っているのね」と思われて高ポイントに繋がります。

 ③細マッチョを目指す

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知人の女友達から聞いたのですが、アメリカ人の女性が好きになる男のタイプは大きく下記2つに分かれるそうです。

1.ゴリゴリマッチョ(アメフト選手のイメージ。Sexy guy等と言われる)

2.細マッチョ(俳優とかのイメージ、1よりは少しスマート。Cuteと言われる)

このどちらかの枠に入ることを目指すべきですが、平均的な日本人であれば間違いなく2を目指すべきです。

といのも1のマッチョレベルは下記写真の様な相当なマッチョレベルなのでなのでとてもハードルが高い。

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日本人の平均レベルからしたら宇宙人レベルに思えてきます。

しかしながら1は難しいとしてもここは運動大国のアメリ女性も逞しさ(筋肉)を男性に求めるので最低限の筋肉をつけることは必須に思えます。

ここは2の細マッチョを目指すのが妥当ですね。

このレベルであれば週に三回くらい筋トレすればたどり着けると思います。

 

④口説くときは感情をストレートに

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仕事でも日常生活でもそうなのですが、アメリカ人は良くも悪くも表現がストレート。

オブラードに包み込むことなくほめる時はほめ、批判する時は強く批判します。

この性質が恋愛面でも表れていて、「今日の服装は華やかでいいね」とか「今日の君もとびきりかわいい」とか書いてても恥ずかしくなる言葉を歯に衣着せずに口にします。

女性側もそういう男性のスタンスになれているので、何もほめてこない場合は「は?コイツデートしてるのに私に興味ないわけ?」となってしまうのです。

なので、日本でデートする時の数倍は感情をオープンに、相手のすてきだなと思う点を口に出していくべきですね。

英語に自信がないのでどう表現したらいいか分からない!という方もいるかもしれません。

ただ、普段慣れていない言語を喋るときは、言葉のニュアンスに詳しくない分ストレートに表現できる(それしか知らないので、せざるを得ない?笑)部分があると思いますし、相手もこちらが何か頑張って伝えようとしている姿勢をみて「可愛い♡」となってくれます。

とにかく相手にガンガン気持ちを伝えましょう。

外人女性に受ける日本人男子の長所はないのか

さて、ここまでアメリカ女性と恋愛するために心掛けた方がいいと思うことを書いてきました。

私の場合、基本的に日本人男子のアメリカでの恋愛はビハインドを背負った状態のスタートであると認識し、なるべく現地のスタイルに馴染むというスタンスや取り組みを意識してきました。

では一方で日本人らしい長所をアピールすることは難しいのでしょうか。

私はそんなことはないと思っていて、例えば誠実さについてはアピールポイントになるという所感です。

連絡をマメにする、相手を気遣うなど、細かな配慮については日本人は光るモノがあるので、その点を気に入ってもらえる可能性があります。

 

ここまで色々書いてきましたが、現駐在員や、将来海外で暮らしたいと考えている方が、これを読んで現地での恋愛に前向きになってくれたら幸いです。

ガールフレンドが出来れば生活が楽しくなる、英語が上達するといいことずくしなので是非お勧めします!!

 

コジオ

【標高4千メートルを制覇!!】アメリカ随一の山、パイクスピークへ行ってきました

こんにちは、コジオです。

日本では11日が山の日だったようですね。

とはいっても猛暑過ぎるとのことで、実際に山を登る無茶な方はあまりいないのではないでしょうか。

だからじゃないですが、私は先週末に山登りをしてきました。

今回行ったのはアメリカ中部、コロラド州きっての名山であるパイクスピークと呼ばれる山です。

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コロラド州と言えば北米屈指の大山脈であるロッキー山脈もかかる州であり、大自然にあふれた場所。

標高4千メートル級の山がいくつもあり、登山者やスキー、スノーボードの愛好者がよく訪れる州になっています。

今回訪れたパイクスピークはコロラド州きっての有名な山であり、標高は4301M

富士山の標高が3776Mですから、それよりも600Mも高い訳です。

そんな高い山に登るなんてめちゃめちゃハードなのでは!?と思われた方もいるかもしれません。

しかしこの山、頂上まで車または鉄道で移動できちゃうんです。

このパイクスピークでは毎年「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」と呼ばれるレース大会が行われています。

山道の中腹から頂上までを繋ぐ約20KMの道のりを快走するこのイベント、コースにはガードレールがない場所も多いので一歩間違えれば滑落の危険もあり、大変スリリングなレースとして知られています。

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レースは年に一回の開催、それ以外の期間は一般者も頂上まで行くことが出来ます。

アキレス腱断裂からのリハビリ中である私にとってこれはあまりにも朗報すぎました。

安心して友人の車で出かけることに。

パイクスピークはコロラド州都のデンバーから車で約1時間ちょいのコロラドスプリングスという町にあります。

頂上までの道のり

まず麓のゲートで入場料(一人15ドル程度)支払い入場。

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しばらくは緩やかな上り坂を進みます。

途中湖の見える休憩所があったので立ち寄ることに。

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ほとりで釣りをしたり、湖上でボートを漕いだり、昼寝をしたり色んなアクティビィを楽しんでいました。

その後も暫く上り坂を運転。

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この時点で標高2500メートル程度。

寒さに強い針葉樹林で溢れています。

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標高3500メートルくらいになると針葉樹林も育たない領域、ごつごつした岩を横目に進む。

このあたりから酸素が薄くなっている影響か、車の性能が格段に落ちていきます。

アクセルを全力で踏んでも時速2~30キロしかでません。

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標高3700メートル地点。まるで天空への階段を上っているかのようです。

断崖絶壁のドライブ、一歩間違えれば転落しそう・・・

この道をスポーツカーで爆走するなんてとても信じられません。

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Boulder Parkと呼ばれる頂上前最後の駐車スポット。

標高はだいたい4000M、かるく歩いて坂を上るだけで息切れします。

水分不足になりやすいのでペットボトルの水を一気飲み。

ここからは一般車両は基本立ち入り禁止、シャトルバス(無料)に乗り換えて頂上へ行きます。

頂上に到着!!

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シャトルバスを降り頂上につきました!!

ふもとからおよそ一時間で着いたので意外と早くついたなという印象。

さすがに頂上ということで結構冷えますが、晴れてたので半袖でもなんとかいける程度です。

そして待ちに待った頂上からの景色はこちら!!

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いやー、最高ですね。なんて雄大な景色なんだ!!

この大自然に比べたら人間なんてちっぽけなものや、、とありきたりな感想ですがそう思ってしまいました。

思わず写真をパシャパシャ。

 

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写真撮影がひと段落したら頂上付近を散策することに。

驚いたのは頂上まで鉄道が通っていることです。

現在工事中のため利用できませんでしたが、普段は運行しているとのこと。

「世界一高い登山鉄道」と呼ばれているようです。

標高4千メートルまで鉄道を敷いていることが凄いですよね。

今回は乗れませんでしたが、次回は乗ってみたいですね~

アメリカは西海岸or東海岸だけじゃない!!

さてさて、今回はアメリカ中部の雄大な自然について紹介させて頂きました。

しかし、これはほんの一部であり、魅力的な場所はこれだけではありません!!

アメリカへの旅行と言えば西海岸(ロサンゼルス、サンフランシスコ)か東海岸(ニューヨーク、ワシントン)ばかりがフォーカスされがちですが、中部にはDeepな自然を楽しめる場所がたくさんあります。

まだまだ見どころが一杯あるので、引き続き紹介できればと思います。

 

コジオ